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(回答先: 国民の命の金「147兆円」はどうなるか 「年金」が公明党に乗っ取られた ポスト 投稿者 小耳 日時 2003 年 12 月 02 日 22:51:53)
■公明党案が厚生省案(http://kodansha.cplaza.ne.jp/broadcast/special/2003_11_26/031126g.html)にすりかわって
http://kodansha.cplaza.ne.jp/broadcast/special/2003_11_26/index.html
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厚労省案(右)より絶対タメになる本『年金大崩壊』
「あの改革案では『信頼を回復し、持続可能な年金を構築するために』という表題は絶対に実現できません。何をもって信頼回復するのかという具体的なことはまったく書かれていません。表題にだけ耳ざわりのいい言葉を持ってきただけです」
著書『年金大崩壊』(講談社)が話題のジャーナリスト・岩瀬達哉氏はこういい切る。
11月17日に発表された厚生労働省の年金制度改革案(厚労省案)では、サラリーマンの厚生年金保険料を2004年度から段階的に引き上げ、2022年度に年収の20%(労使折半、現行13.58%)まで引き上げる内容となった。受給額は引き下げられる(59.4%→50%)ことになる。
実は、この案は先の総選挙において最大・最強の集票マシンとして、自民党に多大なる貸しを作った創価学会・公明党によって出された「坂口(厚労相)私案」が基になっている。高齢者や自営業者の信者が多い創価学会への配慮は当然、現役サラリーマンを直撃することになる。この改革案は今後、経済財政諮問会議での議論を経て、与党内でさらに調整し、来年の通常国会に提出される。
民主党の内藤正光参院議員は国民の負担増は(http://kodansha.cplaza.ne.jp/broadcast/special/2003_11_26/031126a.html)今までの政府の無策によるものだと指摘する。
「本来はもっと以前から少子高齢化の流れを考えて、負担を上げておくべきだったといえます。それを目先の選挙のために意図的に10年以上、その負担を抑制してきたということです。さらに年金基金の積立金運用にも問題があります。厚労省は6兆円近い穴をあけてしまいました。なんの利益も生みださない、いらない箱モノ(建物)をたくさん作ってきたのです」
マスコミでも大きな問題になったが、サンピア(健康福祉センター)、グリーンピア(大規模年金保養基地)などをはじめ、厚生年金会館、社会保険センター、そして厚生年金病院などの全国290の箱モノ施設が年金官僚の天下り先として建設されてきた。
「中抜きしたおカネを“年金官僚たち”は自分たちで利権として食っているんです。グリーンピアやサンピアとかの施設は、年金加入者の福祉に貢献する事業をやっているといいながら、実は自分たち老後の安定のための天下り先です。その運営コストや施設を作るためのイニシャルコストに我々の掛け金を使っているのです。すなわち、自前で稼げないから我々のカネを流用して維持しているわけです。それは厚生年金特別会計とか各財団の財務諸表を見れば出てくるから、厚労省も認めています。さらに147兆円ある積立金を、年金資金運用基金という特殊法人に運用させていますが、そこに運用する能力がないから稼げないわけです。その特殊法人に対して、1998年の場合、2410億円のカネを我々の掛け金から流用しているんです。そのカネで彼らの人件費を負担しているんです。2001年度の役員報酬規定をもとに算出したところ理事長だと1年で2557万円にもなります」(前出・岩瀬氏)
さらに少なくとも9台の黒塗り公用車の購入にも流用されているというから驚きだ。
「厚生年金の掛け金から社会保険庁長官の専用車“トヨタ・クラウン”、国民年金からは社会保険庁次長の専用車“日産・グロリア”が購入されている」(前出・岩瀬氏)