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栃木県副知事：地元企業の連鎖倒産を懸念、新経営陣で事前 協議を(５) (ブルームバーグ)
http://news.www.infoseek.co.jp/business/story.html?q=02bloombergec1450646&cat=10
（連絡会議の内容を第４-６段落に追加します）
12月２日（ブルームバーグ）：栃木県の須藤揮一郎副知事は２日午後、東京・霞ヶ関の内閣府で、「足利銀の新経営陣は、地域金融を知っている人が望ましい。会議では、事前協議してほしい、と要望した」と語った。さらに、副知事は「不良債権処理による地元企業の連鎖倒産を一番心配している」とも述べた。一時国有化された足利銀行に関する関係省庁連絡会議の初回会合終了後、一部記者団に明らかにした。
また、金融庁監督局の五味廣文局長は記者団に対し「栃木県のほうからは優先株への出資者や融資先から問い合わせが来ている、との報告があった」と語った。
関係省庁連絡会議は、足利銀の経営破たんに伴う一時国有化が地元経済などに与える影響を最小限に抑えようと、政府の関係省庁が対策を立案したり、情報を交換したりする場で、内閣官房副長官補、内閣府政策統括官、金融庁監督局長ら中央省庁の局長級と日本銀行考査局長らが出席した。
政府系金融機関が相談体制
金融庁の五味局長は同日夕、金融庁で行われた関係省庁会議に関する記者説明の中で、１日に関東財務局から栃木県内に支店のある政府系金融機関や経済団体などに対し、中小企業金融の円滑化に向け、十分な相談体制をとるよう要請したことを明らかにした。今後は、近隣の県内に支店のある主要行に対し、地域金融の円滑化に配慮するよう文書で要請する方針だ。
また、会議では、栃木県の須藤副知事が、地元企業の資金繰りのために300億円の個別融資枠を設定、３日の県議会にこのための補正予算を提出する考えを示した。さらに、副知事からは、これまで足利銀が行った増資の毀損（きそん）について、何らかの救済措置が講じられるよう要請があった。
五味局長によると、株主責任の影響などについては、それぞれの官庁が検討して、次回以降の連絡会議で検討することになったという。
「りそな方式でとの陳情は受けた」
一方、小泉純一郎首相は同日昼、都内で講演し、足利銀の破たん処理について「地域の混乱を最小限にとどめたいという措置だ」と強調し、「今のところ大した混乱は起きていない」とも述べた。首相は処理に際して、「何とか『りそな方式で』やってくれという陳情を受けた」と述べ、資本注入での延命を求める声もあったことを明らかにした。
また、これに先立ち、竹中平蔵経済財政・金融担当相は閣議後会見で、足利銀の日向野善明・前頭取（１日付で辞任）が11月29日夜の会見で、足利銀に対する金融検査が、主要行と同じ基準で厳格に行われた、などと発言したことについて「検査はこれまでもしっかりと行ってきた。今回、何らかの基準を変えたわけではない」と述べた。
そのうえで、主要行に対する資産査定と地域金融機関に対する資産査定との基準差について、竹中金融相は「主要行と地域金融機関に限らず、中小企業向けの債権については留意すべき点はあるが、基準が異なるわけではない。金融検査マニュアル別冊で明記されており、マニュアル通りに検査を行ったと認識している」と語った。
日向野・前頭取は会見で「収益還元法など、地銀に今まで適用していないやり方や、前回よりも幅広く、深く検査をされたと思う。地方銀行として過大と思われるほどの資産査定をさ れた」と指摘、金融庁の検査に対する不満を表明していた。
足利銀を傘下に持つあしぎんフィナンシャルグループ（ＦＧ）株は２日も、売り注文が殺到、前日比30円（58.8％）安と、連日のストップ安となり、21円で取引を終えた。前日に続く比例配分となり、取引が成立したのは46万4000株だけで、３億1400万株の売り注文を残した。１日の取引成立も約38万株にとどまった。
[ 2003年12月2日17時46分 ]
�｣県知事がこれだけがんばっているのに、国会議員の先生たちはどうしているのでしょうかねえ？
■栃木県選出の衆議院の先生たち
http://www.powershift.ne.jp/rippou/shugiin/smc-tochigi.html
http://www.powershift.ne.jp/rippou/shugiin/prc-kitakanto.html
■ 選挙民はよくもこんな政府を選んだものだ
http://gendai.net/contents.asp?c=010&id=6365
選挙が終わったとたんに保険料上げ大増税という盗人猛々しい小泉自民公明政権を支持している５０％以上の国民のバカさ加減に有識層からアキレた声。これほどの悪政暴政は選挙民の身から出た錆。
選挙前から分かっていた小泉自民党と公明党の国民そっちのけのやりたい放題を今さら悔やんでも始まらない。この深刻な不況がますます酷くなる上に国民負担増で恐らく国民生活はドン底必至。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。