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韓国銀行が為替レート市場で強く介入するに伴い、外貨準備高が1500億ドルを突破、過去最高を記録した。
外貨準備高の急増を受け、政府はこれを収益性の高いところに投資しようという意見が出ているが、韓国銀行はこれに反対している。
韓国銀行は2日、「11月1カ月間に外貨準備高が70億ドル増加し、先月末現在の外貨準備高は1503億3900万ドルに達した」とし、「これは日本、中国、台湾に次ぐ世界4位の規模」とした。
外貨準備高とは中央銀行(韓銀)が保有する外国貨幣ベースの債券および預金と金などを指す。
市場関係者らは「韓国銀行が行きすぎたウォンの切り上げを防ごうと、ウォン売りドル買いの介入政策を取ったため」と外貨準備高の急騰理由を分析している。
このように膨らんだ外貨準備高の使途と関連、大統領府直属の東北アジア経済中心推進委員会(委員長:「洵勲(ペ・スンフン))はシンガポール投資庁を模倣した民間投資機関を設立し、社債や株式、不動産など、ハイリスク・ハイリターン資産にも投資できる方策を進めていると伝えられた。
韓国銀行の関係者はこれに対し、「外貨準備高は中央銀行が通貨危機といった有事時に備えて保有している最後の資金」とし、東北アジア中心推進委員会の構想に反対した。
また、「1980年代にマレーシア中央銀行がリスクの高い満期20〜30年の長期債権に投資し、大きな損失を被った例もある」とした。
現在、韓国銀行は外貨準備高を米国国債のように安全性の高い債権にのみ投資している。
李セミン記者 johnlee@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/12/02/20031202000084.html