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商船三井、ばら積み船大量発注――30隻で1000億円超
http://markets.nikkei.co.jp/news/hot/hotCh.cfm?id=d1d2803z30&date=20031130&ref=1
商船三井は鉄鉱石や石炭などの運搬に使う大型ばら積み船を大量発注する。2004年から3年間で30隻の建造を造船会社に発注する計画で、総投資額は1000億円を超える。中国を中心とするアジアで鉄鋼の原燃料の輸送需要が急増しているのに対応するためで、商船三井の保有するばら積み船隻数は現在より一気に5割増え、世界最大の不定船会社の地位をさらに強めることになる。
発注するのはケープサイズと呼ばれる大型ばら積み船。23万トン1隻、20万トン15隻、17万トン8隻、15万トン1隻、9万―11万トン5隻を発注する。これだけで投資額は1000億円を超す。このほかパナマックスと呼ばれる中型ばら積み船を6隻発注する。発注先はユニバーサル造船、今治造船など日本の造船会社が中心となる。
新船発注や保有船との入れ替えの結果、商船三井のばら積み船の保有隻数は60隻から90隻弱に増加。鉄鉱石の年間輸送能力も約8000万トンから1億トンに拡大し、船舶による鉄鉱石輸送分野では、世界の輸送能力の2割弱のシェアを握ることになる。
[12月1日/日本経済新聞 朝刊]