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総務省が28日発表した労働力調査によると、10月の完全失業率(季節調整値)は5・2%で、前月より0・1ポイント悪化した。
だが、完全失業者数は前年同月に比べて19万人少ない343万人で、5か月連続で前年同月より減少している。厚生労働省は「失業情勢は依然厳しい。景気回復傾向が労働需要に結びついていない」としている。
10月の完全失業率を男女別に見ると、男性は5・4%(前月比0・1ポイント減)で、女性は4・9%(前月比0・2ポイント増)だった。失業の理由別では、リストラなど「勤め先の都合」が前年同月に比べて14万人減少し、中高年層を対象にしたリストラが落ち着きつつある。若者の失業率は依然として高く、15―24歳の完全失業率は男性10・6%(前年同月比0・7ポイント増)、女性7・7%(前年同月比0・1ポイント増)だった。
また、7―9月の平均で見ると、1年以上失業している人が前年同期比で4・8ポイント増えて34・3%となり、失業期間が長期化している。
一方、厚生労働省が28日発表した10月の有効求人倍率(季節調整値)は0・70倍で、前月を0・04ポイント上回った。
(2003/11/28/10:56 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20031128it01.htm