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(回答先: Re: 吉田繁治氏へ:「資産取引の損益は合算ゼロではない」&「バブル崩壊で消えたのは地価の評価益だけではない」 投稿者 お聞きしてもよろしいでしょうか 日時 2003 年 11 月 28 日 02:19:36)
「お聞きしてもよろしいでしょうか」さん、こんにちわ。
Q:
「>●銀行は、AとCへの合計200億円の貸し出し債権と私+B+Dへの300億円の預金債務がある。
>お気づきのように、銀行はこの時点で100億円の債務超過になっている。
>これは、AとCから200億円をそのまま返済してもらったとしても、100億円の不足があることを意味する。
この返済してもらった200億円をBとDへの預金債務に当てても
銀行には100億円の現金があるので私への預金債務へ当てられると思うのですが、
どうしてここで100億円の不足があることになるのでしょうか?
もしかしたら基本的なことを知らないでとても恥ずかしいことを
聞いてしまっているのかもしれませんが、
よく理解ができませんでした。
お時間のある時にでもよろしくお願いします。」
A:
申し訳ありません。
思考の詰めを怠りました。
Dの預金債務に対応する現金資産がありますので、100億円は存在します。
バランスシートとしては、
資産 負債
A貸し出し:100億円 私預金:100億円
C貸し出し:100億円 B預金:100億円
現金:100億円 D預金:100億円
になります。
「Dが100億円を預金しなかったとしても、債権と債務が同額になったかのように“見える”だけである」以降の説明は、このようなバランスシートでも同じですから、そちらのほうを重視していただければ幸いです。
[バランスシート]の差異
資産 負債
A貸し出し:100億円 私預金:100億円
C貸し出し:100億円 B預金:100億円
ご指摘ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。