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社畜のDdogは小さな信金規模の顧客数と資産を預かっているので、発狂するほどの過密スケジュールで投稿する時間がありません。毎日送信していたメルマガが、証券業協会の公告規定に引っ掛かり、処分を受けてしまった。あまりに下らない馬鹿な規定に、日本の証券民主化の夜明けは遠いと感じました。
前に、年末日経平均12000円から13000円を予言していましたが、すいません1000円下げます。11000円から12000円に少し弱気に訂正します。
先日、私と最近取り引きを始めた、時の大蔵大臣田中角栄先生が日銀特融を実施した昭和40年当時日銀の番記者だったある社長さんとお話する機会があった。
当時山一を潰すか、商社を潰すかで日銀内は大きく別れていたそうだ。商社名は墓場まで持っていくらしいが、どうも丸紅か伊藤忠、日商岩井クラスだったらしい(安宅産業ではない)。山一を潰すのは半年前に決まっていたが、記者クラブでは皆本社にも報告せず、大蔵日銀と番記者達は、厳密にしていたそうだ。日銀の担当者が、九州の地方紙にリークして、その反応をみてから特融を実行したそうだ。
この話を聞いて、はたと思った、先日青息吐息の地方銀行あしぎんホールディングスに資本注入されると、アメリカ紙に日銀からのリークがあったらしいことだ。そのニュースで一瞬あしぎんHDは上昇したが、りそな銀行のように株主責任が問われない保証はまるでない。いよいよ、伏魔殿の一角 地方銀行にもグローバリズムの洗礼の時がやってきた。(最後の魔の殿堂は農協だろうな?)地銀の再編は、地方経済を壊滅的焼け野原にする可能性、というより、必然性が有る。地方経済を焼け野原にする選択をしたのは、小泉改革という売国行為を支持してしまった、他ならぬ自民党に投票した、地方選挙民達自らの責任であるから、哀れむ必要はない。
今回の選挙は、マ、こんなもんだったろう。へたすると民主200以上で公明党が裏切り、ひょっとして政変もありか?と私にも思わせた民主党というより小沢の勝利だったろう。
公明党の勝利との見方をする向きもあるが、それは間違いだ。公明は間違いなく下り線に乗ってしまった。目先は勝利したが、長期的には無党派層の敵対勢力である立場を強めた感が有る。目先が効く元官僚どもは皆米保守本流の支持する民主党よりの立候補だ。
尊敬する、最近ちょっと予測を外すアカシックレコード佐々木氏は、早くもイラクで自衛隊の人命の犠牲による小泉人気急落を予測し、夏に衆参同時選挙を言い出した。
小泉内閣が崩壊し、次期政権による、調整インフレ政策がやって来る可能が高くはなった。
政府は本年3月決算を乗り切れないメガバンクを潰さず、公的資金を注入救済し、不良債権を吐出させる事を、アメリカに対し公約した。5月には、公約どうりに、りそなバンクに2兆円公的資本を注入して救済した。りそなには株主責任をとらせなかったので、ご存知のように株高が始まった。一応9月中間決算では、4大メガバンクはあくまでも株の含み益で、経営は大きく改善できた。ところが、2、3日前の報道で、りそなバンクは注入した公的資金分の益を早くも吹っ飛ばしてしまっている。
2005年からのペイオフ解禁の実施は福井日銀総裁も言及しているので、これ以上のモラルハザードは考えにくい、ゆえに、金融政策が大きく変化し、政府は再び銀行の国有化政策へ舵をきった可能性が高い。
繰延資産の自己資本への繰り入れを来年の3月までに厳しく規制するようである。政府は銀行の経営を再び追い詰める金融状態にするのではないか?最初の生け贄は、渡辺美喜夫のお膝元、当然栃木のA銀行かもしれない。最後は本丸の一角MHDまで国有化かもしらんな。
本当にこの説が正しいかどうかは、マネーサプライと、ベースマネー(資金供給残高、マネタリーベース)の発表を注目してみてください。
11月5日発表の10月の資金供給残高(金融機関手元資金量を表す当座預金+現金)は、103兆6000億(当座預金29兆7000億 現金73兆9000億)で、前年同月比20.6%増加。これは4月から7ヶ月連続の増加だ。日銀による量的緩和は着実に行われている。
ところが、11日に発表した、マネーサプライM2+CD(現金、通知預金定期預金+譲渡性預金)は、前年同月比1.5%増の678兆7000億円であるが2ヶ月連続で伸び率が減少した。1.5%増は4月の1.3%増に次ぐ伸び率の悪さだ。
日銀はデフレ脱却の為に量的緩和を行っているが、実際は個人、企業、地方自治体が保有する通貨は増えていないということを意味している。これでは、日銀は、景気を本格的に浮揚させようとしていないと疑いたくなる。
(自称経済アナリスト、森永卓郎氏のレポートを読んだが、彼は、マネーサプライとベースマネーの区別が出来ていなかった。マネーサプライの増加率の減少をもって、日銀が金融引締め政策に変化したと断言している。金融引締めで株価下落、体力が弱ったメガバンクの国有化を実行し2004年大不況が襲う、そして、次にインフレにして、ハゲタカファンドにおいしい部分を提供するとのだという、阿修羅投稿者と同レベル程度かそれ以下しか思考の展開能力がないので、参考にならない。)
いよいよ今日20日はヤフーの分割株式が売却できる。これによりヤフーは100万を割るかもしれない。19日15時現在のソフトバンクの1株当たりの保有時価総額は4060円で株価より高い。ヤフーが落ち着けばソフトバンクも戻す。ソフトバンクが戻れば、日経平均も調整終了となる。(銀行株の調整は続くが…)11月はヘッジファンドの決算やらパトナムの不祥事で2兆円近い資金がミューチャルファンドより流失した影響も否めない。結論から言えば、株式市況は、月内最終取り引きの25日あたりよりいい方に転化していくと思う。
過去外国人の買い越し額と、TOPIXとS&P500の相関関係を分析すると、TOPIXに割安感がでてきている。約8週間先行して、TOPIXがS&P500に対し相対的に下がると買い越し額が増加する傾向がある。それゆえ、11月の終わりから外国人は買い越しに転ずることになるらしい。 25日底値説に一票。
米国経済および、ブッシュ政権 経済政策 については眠い、時間切れです、また明日以降時間があったら投稿します。ちなみに、モルガンのレポートでドルは他通貨に対し過大評価されれなくなり、調整は暫く続くが、円ドルの暴落のリスクはないと断言している。