現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産31 > 678.html ★阿修羅♪ |
|
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20031117it13.htm
仏航空宇宙工業会のフィリップ・カミュ会長が17日来日し、東京・大手町の経団連会館で記者会見した。
カミュ会長は、先月24日に運航を終えた超音速旅客機「コンコルド」の後継機開発に、日本の航空機エンジンメーカーと協力して乗り出す考えを初めて明らかにした。
正式な開発計画ではないと断ったうえで、「(仏航空機エンジン大手の)スネクマと、三菱重工業、川崎重工業、石川島播磨重工業の日本の航空機エンジンメーカー3社との間でエンジンの改善について協議を始める」と話した。経済産業省が主導し、3社が参加する研究開発プロジェクト「環境適合型次世代超音速推進システム」での研究成果を念頭に置いた発言と見られる。
カミュ会長は、後継機の具体的な就航時期などに言及しなかったものの、「12―15年かかる長期的な検討課題だ。ヨーロッパと日本の協力の成果となって実現するだろう」との見通しを示した。
◆コンコルド=英仏の旅客機メーカーが共同開発し、1976年から商業運航を開始した。最高速度は音速の約2倍(時速約2200キロ・メートル)で、ロンドン、パリ―ニューヨークを3時間台で結んだ。だが、機体の老朽化や整備費用がかさむなどの理由で先月、運航を取りやめた。
(2003/11/17/21:06 読売新聞 無断転載禁止)