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独化学大手各社、7―9月期は軒並み業績悪化
http://markets.nikkei.co.jp/news/hot/hotCh.cfm?id=d2m1400a17&date=20031117&ref=1
【フランクフルト=池上輝彦】独化学大手各社の業績が悪化している。最大手BASFの7―9月期決算は、純利益が前年同期比51.4%減の1億2000万ユーロ(約150億円)。バイエルは1億2300万ユーロの最終赤字(前年同期は6億5600万ユーロの黒字)に転落した。旧ヘキスト化学部門の独セラニーズも3100万ユーロの最終赤字(同3900万ユーロの黒字)に陥った。
主因は世界的な化学製品需要の低迷と、原材料調達費の上昇。為替変動による輸出採算の悪化も響いた。
BASFの7―9月期の売上高は同2.1%増の77億4000万ユーロだったが、営業利益は20%減の3億7400万ユーロに落ち込んだ。化学部門の営業利益が44%減、プラスチック部門が65%減った。
一方、バイエルは主に為替要因のため売上高が8.4%減の68億3400万ユーロにとどまった。ポリマー部門のプラスチック・ゴム事業が営業赤字に転落。仏バイオ大手アベンティスから買収した農業化学部門も営業赤字だった。一昨年の主力製品からの撤退が尾を引いていた医薬事業は営業黒字に転換したが、全体の採算 悪化を食い止めるまでには至らなかった。