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(回答先: トヨタ出身・仁司氏 起用固まる 東京都が予定の新銀行トップ 投稿者 小耳 日時 2003 年 11 月 17 日 14:39:06)
“慎太郎銀”トップギア…トヨタの知恵移植 トーメン副社長として再建を指揮
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_11/1t2003111703.html
東京都が中小企業向けの無担保融資などを充実させて景気の活性化につなげる、いわゆる“慎太郎銀行”構想は、先週末に表面化した仏系金融機関「BNPパリバ信託銀行」の買収交渉に続き、トヨタ自動車出身で現・豊田通商監査役の仁司(にし)泰正氏(62)をトップにすえる方針を固めるなど、いよいよ本格的に始動しだした。“銀行”としては新しいビジネスモデルの模索が必要とされるため、金融機関以外の人材を起用したようだが、白羽の矢が立った仁司氏の手腕やいかに…。
仁司氏は大阪府出身で、昭和38年に大阪市立大学商学部を卒業後、トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)に入社。主に経理・財務畑を歩んだ。米国工場での勤務経験もある。
93年、グループの豊田工機に移り取締役に就任。専務時代の00年、トヨタグループとして経営不振のトーメン再建を支援することになり、その中核となる豊田通商の当時の社長から指名され、いったん豊田通商に籍を移した上で、副社長としてトーメンに乗り込み、再建を指揮した。豊田通商とトーメンの合併を決め、今年6月、トーメン副社長を退任。同月、豊田通商の常勤監査役に就いた。
豊田工機時代には、「社内SOHO」と称し、全体で30人の部員中、毎週2人は出社しなくてもいいというユニークな取り組みを実施した。トーメンでも「あまり会社へ来るな」と呼びかけたという。業務報告などのために出社するなら、ITを利用するなどして無駄を省き、お客さんと会う時間を増やしたほうがいい、という考えだ。
東京都は新銀行を、米国式に「経営」と「監督」を明確に切り離す企業統治制度(コーポレート・ガバナンス)「委員会等設置会社」とする意向で、仁司氏は「代表執行役」に就任することになる。実務面で支える人材は大手銀や日銀に求めて経営陣を陣容を整え、年度内に準備会社設立。パリバ買収の交渉を急ぎ、来年度中には新銀行をスタートさせたい意向だ。
ZAKZAK 2003/11/17