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東京株は全面安、3か月ぶり1万円割れ
週明け17日の東京株式市場は、全面安の展開となっている。日経平均株価(225種)は、先週末終値から300円以上も下落し、1万円を大きく下回り、9800円前後で取引されている。取引時間中の1万円割れは、8月18日以来3か月ぶりとなる。
東証株価指数(TOPIX)も、1000を割り込んで推移している。
日経平均の午前の終値は先週末の終値比370円26銭安の9796円80銭。TOPIXは同33・58ポイント低い973・19だった。午前の出来高は約5億4000万株。
先週末のニューヨーク市場の株価下落を受けて、これまで相場をけん引してきた外国人投資家が、朝方から株を売る姿勢を強めているとの観測を背景に、金融機関などの機関投資家や個人投資家も株を売り進めた。
国際テロ組織が、日本をテロを実行する対象国と名指ししたと伝えられたことも株を売る材料になった。一方、ジャスダック市場が一時、システム障害で取引停止となったことで、利益や損失を確定させるための売りが東証の銘柄に集中する傾向も見られた。
東証1部上場の約1400銘柄のうち、1300銘柄以上が値を下げ、電機、精密など輸出関連株に加え、建設、鉄鋼、不動産などの内需関連株や、銀行株なども売られている。信用買いを進めていた個人投資家が、最近の株価下落で証拠金の追加を求められる水準となっていることも、相場が弱含む原因になった。
日経株価、TOPIXとも、当面の大きな節目とされてきた大台を割り込んだことで、市場は弱気のムードが強まっている。(読売新聞)
[11月17日12時7分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031117-00000103-yom-bus_all