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２００３年１１月１６日（日曜日）≪今日はショッキングなレポートより≫
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今日のメルマガは、日本人にとってショッキングなレポートの紹介から始めます。
このレポートの著者は公開できませんが、ニュースソースは信頼できます。ＯＯ
ＯＯＯＯは敢えて名前を秘したほうがよいと感じたからです。私はすでに昨年、
講演会かメルマガで同じようなことを話しています。
≪ＯＯＯＯＯＯが日本を攻撃する≫
平成15年10月末
１．ＯＯＯＯＯＯは何故日本を攻撃するのか。
日本人の誰もが感じる素朴な疑問である。日本側がＯＯＯＯＯＯとの敵対的な
関係を望んでいたわけではないのに、攻撃されることに対する不可解さともどかしさを
解決する為には、イスラム社会全体の銑鋭化、過激化を理解する必要がある。
９月11日の後、合衆国が一番驚いたことは、テロリストの最多数が、アメリカ
が友好国と信じていたサウジアラビア、次いでエジプトの出身であったことであ
った。サウジアラビアとエジプトにおける内政の失敗、貧富の差の拡大、為政者
によって火がつけられ、そしてモスクにおけるイマームの説教の銑鋭化は、イス
ラム世界全体を徐々に銑鋭化、過激化していった。この様なイスラム世界全体の
過激化、原理主義化は、2001年９月11日を遡ること５年程度と見るべきであり、
イスラム社会全体の銑鋭化の具現化の一つ９月11日同日テロとも言えるわけであ
る。サウジアラビアにおける社会的不満を支配層に向かわせず、対外的アメリカ、
イスラエルに向かわせるという為政者の戦略的試みは短期的には成功しているも
のの、結果としてイスラム世界全体ワッハーブを含むスンニ派を過激化させてし
まっている。ＯＯＯＯＯＯは10月、アルジャジーラのテレビ放映を通し、米英以
外の国も攻撃対象になることを宣言、その中に日本が含まれていた為、大変驚い
た次第だが、実はこの様な声明は、既に1999年日本を含めて既にＯＯＯＯＯＯよ
り攻撃宣言がされていた。当時は同時テロ以前であった為、見落とされてしまっ
ていたというのが事実である。
２．第２次大戦後の日本の国家戦略の３つ
?軽武装とこの補完としての日米安保条約
?社会の民主主義化
?経済成長
のいずれもイスラム原理主義の理念に反することである、ということを見落と
してはならない。
軽武装であるが故に、安全保障の自立性が損われ、日米安全保障条約に頼らざ
るを得ない実情は、イスラム原理主義から見ると、安全保障の面でのアメリカと
の同一化、すなわち許されざる側面となる。
また社会の民主化、民主主義の進行の結果としての価値観の多様化あるいは異
る価値観の共存ということは、イスラム原理主義の統一的全体主義的理念に反す
ることになる。
日本は戦後、驚異的な経済成長を達成した。多くの要因があってこの様な成功
となったわけだが、イスラム原理主義側の説明によると、エネルギー源である中
東の原油を安く買いたたいた結果であり、この様な資源の収奪は許すことの出来
ない行為とのことである。
この様にイスラム原理主義の価値観による日本にたいする分析は、日本という
存在そのものが許されざるものではないということを理解したうえで、来たるべ
き彼等の攻撃に備えるべきである。
３．ＯＯＯＯＯＯの攻撃目標は、日本本土のみに限定されない。
2001年末、電話傍受によるＯＯＯＯＯＯ達の会話によれば、日本本土の主要空
港へのサイバーテロと東京の地下鉄にたいするサリン攻撃が話題になっていた様
であるが、基本的にＯＯＯＯＯＯの攻撃目標は、日本本土のみに限定されないと
考えるべきである。本土の戦略的資産、即ち、空港、航空機、新幹線、原子力発
電所等々のみならず、海外には多くの日本人が在住する。大使館を含むこれ等の
海外在住、日本人も当然攻撃の対象に含まれると考えるべきである。
中東出身者がほとんどのＯＯＯＯＯＯのメンバーにとって、日本本土における
作戦行動の最大のウィークポイントは外国人として容易に識別されてしまうこと
である。いっぽう海外の多くの国では彼等を外国人として識別することは困難で
ある。
４．日本の自衛隊イラク派遣は、ＯＯＯＯＯＯをして、日本に対する攻撃の理由
が増大したと解するのが自然である。アメリカに対する軍事協力は当然の事なが
ら、反ＯＯＯＯＯＯの立場をより明らかにしたことになるからである。そして、
イラク在住自衛隊も、ＯＯＯＯＯＯの軍事攻撃目標に含まれていると見るべきで
ある。
５．アメリカに比べ日本は攻撃され易い存在である。９月11日以降、本土防衛省
を設立、守りを固めつつあるアメリカに比べ、日本の守備範囲は極めて脆弱と言
える。いっぽうこの事実はＯＯＯＯＯＯにとって見ればより攻撃し易いというこ
とに他ならないのである。
攻撃の場所並びに方法も、日時もテロリスト側のオプションであって、日本側
は選択することが出来ない。これ故日本側は攻撃が予想される全ての資産の守り
を固めると共に、情報を収集分析する必要がある。
ＯＯＯＯＯＯが日本を攻撃するかどうかというテーマであるが、攻撃するかど
うかという質問では無く、いつ、日本を攻撃するかという質問に切り替える時期
に来ている。守る側が十分な準備が出来ぬまま、着々と先方は攻撃準備中である。
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私が３月ころ述べたように「２１世紀最初の愚行」は泥沼化し収拾の方法が見出
だせないようです。いつかは終わりがきますが、さてどれくらいの犠牲を払えば
よいのでしょうか。日本人がそのことから遠く離れていると考えられる根拠は何
もありません、むしろ「根拠なき楽観」がもたらす混乱の責任を為政者は取らざ
るを得なくなることでしょう。私たちは何回も警鐘を鳴らし続け、日本人を守る
ことを真剣に考えてきました。今も毎日のように「根拠なき楽観」を取り払い、
現実な対応をすべく日本のリーダーたちに説得を繰り返しています。
宗教に立脚した価値観の相違から、「多様性の統合」という時代精神を人類が
共有し、次の時代に移るにはまだ数百年の歳月を必要としているようです。私
達が１００年・３００年という年月を良く使う意味はここにあります。その幅
で歴史をみていかないととても未来を語ることなど出来ないでしょう。
７−９月期のＧＤＰ成長率は名目でマイナス０．１％、実質２．２％となった
ようです。デフレが解消する様子は全くありません。株式市場も幕引きが近い
のでしょう、前々から「選挙まで」と言ってきましたが。自民・公明連立政権
合意文書では「２００６年度名目成長率２％実現」となっているようですが、
何を根拠にしているのでしょうか。２００７年から日本の人口は実質的に（高
齢化ではなく）減少を始めます、このままの移民政策ではという限定条件つき
ですが。名目成長をプラスにするには消費を拡大するか、輸出を増やすか、設
備投資を拡大するか、いずれにしても何かしなくてはなりません。増税などで
国民の負担が増え消費が拡大するとは考えられませんし、輸出・設備投資が現
在より増えるとも考えにくいのです。まして消費者物価が上昇するとも思えま
せん。特別予算を廃止すると言ってますが、今年貯蓄率が悲惨なまでに減少し
た状態で特別予算など組みようがないというのが本音でしょう。
４月２８日の７６０３円を当面の底値として７月１０日の１００７０円まで一
気に３０％以上の上昇、８月７日にかけ８５０円の調整、９月１９日の１１１
６０円、１０月２１日の１１２３８円、１１月４日の１０８４７円と三尊天井
をつけ、チャートでは相場の終わりを示唆しています。もともと金融相場での
株価のいき過ぎを指摘していたわけです、まあ「下げすぎ」の反動と言えばそ
れまでですが。日米通貨スワップでの金余り現象下、債券価格の天井感から株
式にシフトしてきたお金ですが、さて次は？
１４日のニューヨークで、金１２月先物が１トロイオンス３９９．４ドルと７
年７ヶ月ぶりの高値をつけました。「２１世紀は大地とゴールドの時代」と宣
言してから２年半経ちました。一年半前２９０ドルでしたから３０％以上のパ
フォーマンスです。原油も３０ドルを前後したまま下げる気配はありません。
日本ではゴールドも原油もとれません、が確実に２１世紀は日本の時代になる
でしょう、正確に言うと「日本とヨーロッパ連合」でしょう。
日本が２００６年２％成長で復活するというのならその根拠を国民に説明する
べき義務が為政者にはあります。小泉首相は３年間は景気回復はないと宣言し
たそうですから、３年後から国家破産なしに、つまり２００６年から景気はよ
くなるという理由を明らかにしてもらいたいものです。
（未来の国の使者 東京フィナンシャルグループ代表 高橋 誠）
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■発 行：特定非営利活動法人 日本投資家育成協会
Japan Association of Investors Education 略称ＪＡＩＥ
URL：http://www.jaie.org/index.html
「何ものにも変えがたい、自分の生涯を、自ら設計する」。こうした環境を
日本で整えるべく、JAIEは投資教育とより有意義な情報を皆様に提供して
いきたいと考えています。
＜ 編 集：高橋 誠 Makoto Takahashi ＞
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題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。