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ユーロ圏、0.4%増――7―9月GDP、日米より回復力遅れ
http://markets.nikkei.co.jp/news/hot/hotCh.cfm?id=d1c1400a14&date=20031114&ref=1
【ベルリン=菅野幹雄】欧州連合(EU)統計局が14日発表したユーロ圏12カ国の7―9月の実質国内総生産(GDP)推計値は前期比0.4%増となり、2.四半期ぶりにプラス成長を回復した。好調な輸出を追い風に前期はマイナスだった独仏伊の三大国が軒並みプラスに転じ、全体の成長率を押し上げた。ただ内需の動きは鈍く、成長の勢いはなお日米に遅れをとっている。
ユーロ圏GDPは昨年末からゼロ成長で停滞。前期は0.1%のマイナスに転落した。7―9月期は世界経済の好転に後押しされる形で景気回復の速度を上げた。年率換算では1.6%前後の成長。前年同期比でも0.3%増だった。
13日のGDP速報でドイツは0.2%増と1年ぶり、フランスは0.4%増と二期ぶりのプラス成長を回復。オランダも0.1増とマイナス局面を抜け出した。14日にはイタリアも0.5%増となり、二期連続マイナスの景気後退局面を脱出した。全体の7割を占める独仏伊が息を吹き返し、好調なスペインなど周辺国経済と合わせてユーロ圏全体を成長軌道に引き戻した格好だ。