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ウイルス発信源、日本は9位 社会基盤が攻撃対象に
ネットセキュリティー対策会社の大手、米シマンテックの最高技術責任者ロブ・クライド副社長が来日し、朝日新聞とのインタビューで、同社の調査でウイルス発信源の第9位に日本が入ったことを明らかにするとともに、最近の傾向として、電力、ガス、上下水道など社会基盤が攻撃対象になってきているなど、次のように語った。
――最近のウイルスの実態はどうですか。
「当社は世界180カ国、2万5千カ所にウイルスを検知するセンサーを置き、早期警戒警報を出すシステムを持っており、ブラスターの感染拡大の1日半前に警報を出すことができた。しかし、コンピューターの脆弱(ぜいじゃく)性が発表されてから、実際にウイルスが検知されるまでの時間は短くなってきている。去年は平均6カ月、今年のブラスターはたったの26日。いずれゼロ日になることを恐れている」
「ウイルス被害見積額は今年400億ドルにのぼるという推定もある。ブラスターは、1社で復旧費を含め1億ドル以上の被害を受けたところもある。被害を公表したがらない企業もある」
――マイクロソフトが犯人情報提供者に懸賞金を出しましたが。
「マ社から資金回収しようとは思わない。法律にまかせる問題だと思う。技術だけでは犯人は特定できない。どこから感染が始まったか発信源は分かっても、世界中のコンピューターを踏み台にできる。だから防御、緊急対応、社内の管理と監査、警報など統合的な対策が必要だ」
――ファイアーウオールなどの安全対策ソフトはユーザーにとって煩わしい面がありますが。
「旧バージョンは確かにユーザーを質問攻めにするところがあった。新バージョンは改善している」 (11/13 06:20)