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記者会見する日本経団連の奥田碩会長(右)と
北陸経済連合会の山田圭蔵会長=12日午後、福井市内のホテル
保険料20%に反対 奥田会長、会議で表明へ
http://www.sankei.co.jp/news/031112/1112kei077.htm
日本経団連の奥田碩会長は12日、福井市内で北陸経済連合会の山 田圭蔵会長(北陸電力会長)らと懇談し、年金制度改革について「保険料率は年収の15%(労使で折半)以下に抑える枠組みが強く求められる」との考えを強調した。
年金改革は18日の経済財政諮問会議で、保険料率を20%(同)に引き上げる厚生労働省の方針が議論される見通し。
奥田会長は懇談後の記者会見で、給付水準や積立金の取り崩しなどバリエーションがある、とした上で「諮問会議では一議員として現行の保険料率である13・58%(同)が経済界で多い意見であり、譲歩しても15%だと申し上げたい」と述べ、厚労省方針に反対する意向を表明した。
また、年金に関連し65歳への定年延長を求めた厚労相の考えについては、「企業の実態を無視したもので強く反対する」とあらためて 強調した。