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2003年11月12日(水)
入院日数が1・6日短縮 包括払い導入で厚労省調査
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20031112/20031112a4050.html
厚生労働省は12日、病気や治療の種類ごとに定額の医療費を支払う「包括払い」を4月に導
入した結果、入院日数が平均1・6日短縮されたとする調査結果を中央社会保険医療協議会(中
医協)の分科会に報告した。
包括払いは、検査や治療をするごとに医療費が加算される従来の「出来高払い」に比べ、医療
費を抑制する効果があるとされる。入院日数が長くなれば一日当たり定額の医療費が三段階で低
くなるため、入院日数の短縮も期待されていた。
包括払いを4月から実施した82の大学病院で、7−8月に退院した患者の平均入院日数を昨
年同期と比べた。平均入院日数は20・41日から18・79日になった。