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[ワシントン 6日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)のグリーンスパン議長は、低インフレは政策担当者に政策金利を低水準に維持する自由を与えるが、担当者が警戒を緩めることは出来ない、との見解を示した。
グリーンスパン議長は、フロリダ州で開かれた証券業協会の会合でスピーチし、「インフレの見通しをこれほど心配せずに済む中央銀行は、これまでなかった」と述べたものの、過去45年で最低水準にある政策金利を引き上げに転じる時期については、何も示唆しなかった。
一方、グリーンスパン議長は増大する米財政赤字に対する懸念を強調し、総じて好ましい状態にある短期的な経済見通しにとって財政赤字が脅威になっていると指摘。その上で、議会は将来の赤字削減に向け、税収増よりも支出削減策に集中して取り組むべきだ、との考えを示した。
さらに議長は、今後5年以内に「ベビーブーマー」が退職時期を迎えるため、社会保障費用を賄うため財政赤字がさらに拡大する恐れがあるとして、「そのような状況は経済を不安定にする」との懸念を表明した。
雇用情勢については、近いうちに好転する可能性が大きいと指摘、政府が財政赤字の問題に緊急に取り組むことが条件だとしながらも、経済に明るい兆しが見えると強調した。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml?type=businessnews&StoryID=3773161