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[ワシントン 5日 ロイター] スノー米財務長官は5日、ワシントンでの講演で、世界経済の成長が鈍いことが米国の景気拡大や雇用創出の足かせになっている、との認識を示した。
日本経済を「停滞」、欧州経済を「無気力」と表現するスノー長官は、「わが国の成長、繁栄にとって大きな障害であり、雇用が増えず、国内製造業が苦戦している主な理由は世界経済情勢にある」と述べた。
ブッシュ政権発足以来、米国では何百万人もの雇用が失われている。スノー長官は、雇用拡大について自身の予測を示さなかったが、アナリストの予想を挙げ、「専門家は、第3・四半期の実質成長率の加速が第4・四半期も続き、それが雇用の大幅な増加に結びつく、と予想している」と述べた。
質疑応答では、1990年代に積み上げられた過剰設備の影響がいまも続き、雇用創出の妨げになっている、と指摘。
「雇用抜きの回復はあり得ないが、今回の場合、過剰設備が高水準で労働生産性も高いうえに並々ならぬコスト削減努力が払われるという特異な状況にあることを考えると、雇用の回復はいくぶん鈍いものになるだろう」と述べた。
スノー長官は、一部の国々の経済が回復の兆しをみせていることは米国の輸出に恩恵を与えるとし、在庫が低水準なことから今後数カ月内に工場での生産が活発になる、との見方を示した。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml;jsessionid=OHI5PUNE4ICZOCRBAEZSFFA?type=businessnews&StoryID=3764937