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11月3日(ブルームバーグ):元米財務長官で、現在は米金融大手シティグループの執行委員会議長を務めるロバート・ルービン氏は3日、ニューヨークでの講演で、米経済やニューヨーク証券取引所(NYSE)会長就任の意思などについて次のようにコメントした。
◎米経済について: 「経済見通しは常に不確かなものだが、今回は特に不確かだ」 「ウォール街のエコノミストは、緩和的な金融政策や国防支出や減税などの財政面の刺激により、来年半ばには成長力が強まるとみている」 「もちろん確かなことは言えないが、わたしにはこの予想の精度は高いように思える」 「過去最高の水準の消費者負債、過剰設備、大幅な経常赤字を含み、景気リスクは不均衡にある。経常赤字は財政面の長期的な難題だ」 「もしこの問題が是正されなければ、段階的な下落か急激な下落かの違いはあるにせよ、ドル相場が影響を受ける可能性は非常に高い。そうなれば米経済に深刻な悪影響を与えかねない。われわれは数多くの重要な点で間違った道を歩んでいる」
◎保護貿易主義について: 「保護貿易主義は、いかなるものでも事態を悪化させてしまうだけだ。中国と日本の通貨政策の柔軟性が高まればプラスに働く可能性もあるが、一部ではそのような認識が誇張され過ぎているとわたしは思う」
◎NYSE会長への就任の意思について: 「わたしには関心がない。わたしの興味をかきたてるものではない」
Last Updated: November 3, 2003 22:28 EST
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000003&sid=aWvAffdbEwgM&refer=top_kaigai