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上昇する世界経済・墜落する韓国経済 朝鮮日報社説
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/10/16/20031016000098.html
韓国開発研究院(KDI)が今年の経済成長率見通しを2.6%に大幅下方修正した。今年に入り、当初5.3%だった成長率見通しを第1四半期に4.2%に、第2四半期には3.1%に下方修正したのに続き、今回が3回目だ。
これで経済成長率見通しは当初の半分に下げられた。底知らずに沈没していく韓国経済の姿をよく物語っている。
今、世界経済は不況の長いトンネルから抜け出し、活力を取り戻しつつある。世界経済の成長エンジン役を果たしている米国経済が、鮮明な回復を見せている。米国経済は今年第2四半期に年率ベースで3.3%成長したのに続き、下半期には成長率が4〜5%へと上昇すると期待されている。
10年以上の長期不況にあえいでいた日本経済も、いよいよ回復の兆しを見せている。今年上半期に3%台の成長率を見せ、12年ぶりに米国を追い越した。日本政府は最近、今年の成長率見通しを当初の0.6%から2.1%に上方修正した。
ここ数年間、唯一成長を続けてきた中国は、今年も8%台の高い成長率を記録する見通しだ。また、ヨーロッパ経済も今年9月、製造業景気がイラク戦後初めて拡張局面に入ったことを機に、再生の動きを見せている。
世界各国の経済が一斉に背伸びをしている中、唯一韓国経済だけが後ずさりしている。韓国経済が今年2%台の成長率を見込んでいること自体、世界経済が回復しているおかげだ。また今年に入り、9月末まで17.1%の増加ぶりを見せ、韓国経済を支えている輸出の背景にも世界経済の回復がある。
韓国経済の墜落がいつまで続くか、全く予測できない状況だ。アジア開発銀行(ADB)は最近、アジア各国の来年の経済成長率見通しの修正作業で、他の国はいずれも0.3〜0.8%上方修正した反面、韓国に対してのみ5.3%から0.3%減の5%に下方修正した。
活力を取り戻しつつある世界経済の中、唯一墜落している韓国経済が抱えているもうひとつの惨めさは、大統領をはじめとする政治指導者のうち、経済に目を向ける人が1人もいないということだ。彼らの目には再信任をめぐる政局しか見えないようだ。