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通貨建てに苦悩=イラク支援に「湾岸教訓」−政府
「円建てかドル建てか、それが問題だ」−。イラク復興に向けた15億ドルの拠出金額を決めるに当たり、外務、財務両省の担当者を悩ませたのが支援金の通貨建て。湾岸戦争時にはドル建てで支援を表明。財源は円建てのため、実行までに円安が進んだ結果、拠出額が膨らんだ苦い教訓があるからだ。
政府が多国籍軍支援に90億ドルの拠出を表明した1991年1月当時、円相場は1ドル=131円近辺で推移していた。その後半年で138円台まで円安が進行。日本は表明時のレートで換算した円の拠出で済ませようとしたが、米国の要求に屈し、5億ドルを追加した。
「見込み違い」の責任を追及された政府は「クルド難民支援」の大義名分を持ち出し追加拠出の必要性を唱えるなど、苦しい弁明を強いられた。
今回のイラク支援では「同じテツは踏まない」(財務省国際局)と慎重に議論を重ね、ドル・ベースを選択し国際的にわかりやすい表現に落ち着いた。湾岸戦争時と異なり「自衛隊派遣で人的貢献を果たせば、資金面で『外圧』は小さくなる」(財務省幹部)との判断も働いたもようだ。
ただ「ドル建ての額が国際公約になるのは不安が残る」(財務省主計局)ため、23、4日のイラク復興支援国会議では15億ドルに相当する約1650億円の拠出を表明し為替変動リスクを回避する案も浮上し最終調整を急いでいる。(了)(時事通信)
[10月15日20時4分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031015-00000979-jij-pol
くだらんことで悩んでいないで、自衛隊派遣についてもっと考えろよな。