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米国のカンザス州の食肉加工業者が、日本向けの牛肉輸出を再開するため、牛海綿状脳症(BSE)の全頭検査を自主的に実施したいと、米農務省に打診していることが28日までに分かった。
AP通信によると、米牛肉関連業界から全頭検査への積極姿勢が表明されたのは初めて。米農務省は要望を受けたことを認めているが、回答はまだしていない。
全頭検査を計画しているのは、クリークストーン・ファームズ・プレミアム・ビーフ社。アーカンソー市の処理施設内に検査室を設ける。簡易検査の費用は1頭当たり20ドルかかるが、単価の高い高級肉牛を扱っていることから、食肉業者の多くと違い、価格への転嫁が可能としている。
同社は米国食肉協会(AMI)の会員企業で年商は2億ドル。1日当たり約1000頭を処理し、製品の25%をアジア向けに輸出していたが、日本などの禁輸に伴い、従業員750人の10〜15%の削減を迫られているという。
同州の地元メディアによると、同社のジョン・スチュワート社長は「業者が全頭検査を選び、その顧客も望んでいるなら、農務省は(個別企業の全頭検査を)認めるべきだ」と主張している。(ニューヨーク共同)
[毎日新聞2月29日] ( 2004-02-29-08:53 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040229k0000e030002000c.html