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【ロサンゼルス6日共同】牛海綿状脳症(BSE)発生に伴う米国産牛肉の輸入禁止で日本のチェーン店から牛丼が消えつつある中、米国では牛肉を扱う日系の飲食店が相変わらずの人気だ。照り焼きなどに代表される日本風の味付けはすっかり定着し、日本でのBSE騒ぎは対岸の火事となっている。
ロサンゼルス中心部の吉野家では、昼食時には約五十席の店内が満員となり、行列までできている。レギュラーサイズ(並)の牛丼は税込みで約三ドル(約三百十六円)。国民食といえるハンバーガーと比べ遜色(そんしょく)のない量と価格が人気のようだ。
常連の女性客ミッシェル・ヘレナさん(22)は「牛丼はおいしいし健康にも良い。農務省も『心配ない』と言っているし、ノープロブレムよ」と食事を楽しんでいた。
約八十店舗を展開する吉野家米国法人の営業責任者の一人オリバー・コルテス氏は「(BSE発生が確認された)昨年十二月、今年一月とも売り上げは前年同月比4─5%の伸び。BSEの影響はない」と断言。「日本の人がまたおいしい牛丼を安心して楽しめる日が来るのを願っている」と余裕を見せた。
北米でチェーン展開する焼き肉店「牛角」のロサンゼルス郊外の店も週末は一時間待ちが普通。営業幹部は「BSE感染牛の肉を食べるのは海でサメに襲われるのと同じ程度の確率。客足は落ちていない」と話した。
(了) 02/07