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2月3日号のニューヨーク・タイムズに載った、
http://www.nytimes.com/2004/02/03/health/03COW.html
をお読みになれば解りますように、ワシントン州で発見された狂牛病に罹った牛はダウナーでなかっただけでなく、もう市場に出回って食べられた事は確実です。つまり、ダウナーだけを検査しても駄目という事で、日本政府が要求するように、全頭検査をする以外に方法がない事がはっきりしました。記事に出ているデーブ・ローサンという屠殺師は本当の事を喋ったという理由で屠殺会社を首になったのですが、それにもめげず新聞社に記事を送ったり州会議で証言したそうです。日本の社員で彼ほど根性のある人はどの位居るでしょうか。
アメリカ市民の健康を守る義務を負うアメリカ連邦政府が、牛肉業界の利益を守る為に、国民に嘘をついているのです。連邦政府の腐敗ぶりは農業に限ったものでなく、経済、金融、産業政策、全てについて企業の利益を守るため国民を犠牲にしているのです。これは何も今始まった事でなく、民主主義の理想に燃えていた建国の時からそうだったのですが、リーガン大統領の頃から特に嘘が非道くなってきています。日本の皆さんもアメリカ政府の云うことは全て嘘であると先ず仮定してからその内容を分析する態度を取るようにお勧めします。私はもうこの二十年間ずっとその様にしております。アメリカは日本の為になる事をする可能性は全くゼロなのですから、全頭検査をやるまでは絶対に米国牛を輸入しない事です。日本は顧客側なのですから折れる必要は全くありません。