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笹山登生の掲示板 http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#5536 より一部転載
今日にはいって、カナダの AlbertaにあるEdmonton rendering plantが、昨年5月発生のカナダのBSEと、昨年12月のアメリカのBSEを結ぶキーポイントになるかどうかが、注目されている。
この情報は、地元紙のthe Edmonton Journalが伝えたもので、これによると、ここの飼料工場で、1997年8月前に飼料の交差汚染があり、これが、アメリカ・カナダのBSE発生の原因ではないかと疑われているということであり、現在当局による調査が入っているとのことである。
その頃は、このレンダリング・プラントでは、豚用と牛用の蛋白飼料を、同じプラントで、作っていたという。
the Canadian Food Inspection AgencyのTom Spillerさんは、「Edmonton地区のレンダリングプラントで交差汚染した飼料を、アメリカとカナダのBSE牛が食べたことはありうると推測できる。しかし、当該農場では、当時の飼料記録を持っていないので、そう結論づけることはまだできない。」としている。
カナダの調査官は、この蛋白飼料をつかったとされる他の農場についての追跡調査は、今週末にも予想されるDNAの結果が出るまではしないであろうという。
また、その他の81頭の牛が来たとされるLeduc 地区の農場についても調べているが、この農場は、すでに2001年に農場主の健康上の問題で閉鎖されており、それまで飼われていた牛は、すでにアメリカに輸出されたという。
そのことから、このLeduc 地区の他の農場でも、飼料使用禁止される前の1997年6月と7月には、同じ時期に交差汚染された飼料を使っていたと考えられる。
そのときには、合法的にNorthern Alberta Processing Co.,のEdmonton rendering plantの肉骨粉が、飼料として使われていたともみられる。
また、この原料がどこから来たかということについて、Spillerさんは、思い当たる筋はわかるが、今はいえないとしている。
また、カナダのMel McCrea's farmのBSE牛に使われた飼料は、別の工場からのものではあったが、Spillerさんが言うには、その工場もNorthern Alberta Processingから、蛋白飼料原料を手に入れることは出来ただろうといっている。
このThe Edmonton plant は、昨年8月に操業停止している。
ワシントン州で発見のBSE牛の耳タグには、Leduc 地区の名前が認識されている。
また、Northern Alberta Processing Co.,では、昨年2月に、カナダ発のBSE発見牛の農場であるMarwyn Peaster農場のダウナー牛をレンダリングしているという。
このような憶測に対して、カナダ政府は、今週末のDNAの発表があるまでは、はっきりしたことはいえないとしている。