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「笹山登生の掲示板」http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#5531 より、一部転載
食品企業に、年間40億ドルもの多大の負担をかけるということで、アメリカでBSEが発生する、つい9日前の今月12月1日に、2年間の実施延期を決めたのが、原産国表示制度(the Country of Origin Labeling (COOL) Act)である。
本来、この制度は、2004年から実施の予定だったが、2006年9月30日まで延期された。
この延期を何よりも喜んだのは、カナダの牛肉産業関係者だった。
ところが、皮肉なことに、この延期が決まってからわずか9日で、アメリカ初のBSEが発生してしまった。
となると、風向きが変わってくる。
民主党の大統領候補のRichard Gephardtさんは、「ブッシュ大統領が、この原産国表示制度に予算をつけることを拒否したから、こんなことになってしまった。」と批判を強める。
この延期決定の後では、せっかくBSE発生の今こそ、肉製品に必要な原産国表示が、表示出来ないことになってしまう。
本当に間の悪い事態を迎えたのが、アメリカ・カナダの食品産業といえる。