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下記は“偏差値バカ”のお気楽発言の一標本である。
「中庸とはホメオスタシスである!?」という学術的にナンセンスなオヤジギャグを
垂れ流しているこのオバハンの大脳皮質では、言語野の抑制が利かない病的状態に
なっているのだと推測される。
この人はたぶん、精神一到なにごとも……の思い入れで人糞や豚糞や
低レベル放射性廃棄物やカップ麺のゴミ容器なども平気で食べれる
如何物食いなのだろう。「ほどほどに」食べればウンコでも食えるというトンデモ節を
唸っているほどだから。
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BTJ /HEADLINE/NEWS 2003/12/03 第468号
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◆中庸とはホメオスタシスである!?◆
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遺伝子組み換え技術により作り出した食品に関して、食経験が無いことを理
由に、安全性を危惧する声があります。
しかし、考えてみると、現在のわれわれの生活の中には、これまでに食経験
があまりない食べ物があふれていることに気づきます。スーパーマーケット
に行けば、世界中の食材が売られ、町中には各国の料理店が軒を連ねていま
す。
今、われわれが日替わりで楽しんでいる各国の食事を、親の代、祖父母の代
も同様に食べていたのでしょうか。明治維新からまだ136年しか経っていない、
現代です。3世代さかのぼれば、江戸時代になってしまうという方も多いは
ず。食経験がないということが、食品の安全性に関連するのであれば、ある
意味、怖い社会になってしまったのかもしれません。
実際、摂取量が急激に増加し、その悪影響が危惧されている食品があります。
既に、さまざまな研究により、その危険性が確認され、専門家のコンセンサ
スも形成されているものです。何だと思いますか?
脂質です。
日本人の脂質の摂取量は、かつて無いほど上昇しています。脂肪分の過剰の
摂取は、いわゆる生活習慣病の元凶となることは、さまざまな研究から既に、
明らかになっています。
生き物を、非生物と区別する大きな特徴の1つに、ホメオスタシスがありま
す。ホメオスタシスとは、恒常性、ある一定の平衡状態を維持する機能のこ
と。
例えば、人間にとって、体温42度は生死を分ける壁と言われています。その
ため、体温計にも、42度以上の表示がないとか。平熱が36〜37度程度ですか
ら、たかが5度、体温が上がっただけで、人間は生きられないのです。
生き物は、微妙なバランスを、上手く保ちながら生きている。バランスを取
るということが、生き物の生き物たる所以とも言えるでしょう。
先週のメールで、時間という横軸を入れれば、安全な食品など無いと書きま
したが、『ほどほどに』を保てなければ、やはり安全な食品などないようで
す。例えば、常日頃、摂取している醤油ですら、一升分飲んだら、死ねると
いわれています(飲むのはたいへんそうですが、苦笑)。
数年前、遺伝子組み換え作物由来の花粉を食べた昆虫が死んだことから、や
っぱり組み換え食品は危険という話が流れました。が、あれは、ヒトに置き
換えれば、一升瓶分の醤油と同じぐらいの偏った食事を虫に食べさせていた
ともいえます。その場合、花粉の影響なのか、量の影響なのか、判別できな
いことは、生物を観察できれば、すぐ分かるはずです。
脂質も、摂取量が極端に下がってしまえば、うつ病になりやすいという説が
あります(まだ、あくまで説ですが)。多すぎても危険、少なすぎても危険
ということのようです。
人類は、数千年も前から、「中庸」という概念を見出していましたが、これ
は、生き物への洞察力の賜物だったのではないかと、私は、個人的に解釈し
ています。バイオテクノロジー、生物学を、理解し活用していく上で、また、
科学コミュニュケーションにおいても、中庸の概念を入れることは、役立つ
のではないかと、思うのです。
先端技術情報センター 小板橋 律子
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