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BSE発生国の背骨付き牛肉の販売や加工禁止…厚労省
厚生労働省は14日、日本を含めたBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)発生国産の牛の背骨が付いたTボーンステーキなどの食肉の販売や、背骨を原材料とした食品、添加物の製造と加工を禁止することを決めた。
薬事・食品衛生審議会伝達性海綿状脳症対策部会が同日、牛の背骨の販売や利用を規制すべきだとの結論を出したことを踏まえた。都道府県などに通知し、来年2月中旬から適用する。
厚労省の推計によると、国内の食肉処理場や食肉販売店で除去される牛の背骨は1日あたり55トン。その約1割が骨油やエキスの製造など食品に利用されている。背骨の中にある「背根神経節」は、頭部や脊髄などに比べてごく微量だが、BSEの病原体とされる異常プリオンが蓄積するとされており、内閣府の食品安全委員会が9月に「特定部位の脊髄と同程度の危険性がある」と判断していた。
その後、厚労省は背骨の取り扱いの実態調査を進めるとともに、流通規制案をホームページなどで公開し、国民から意見を募っていた。(読売新聞)
[11月14日12時41分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031114-00000303-yom-soci