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今年9月20日に北海道でスクレイピーに罹患した羊が発見された。どの程度のニュースになったかはわからないが、あまり騒がれていないのではないか。狂牛病に比べて問題がないと思われているのだろう。しかし羊にはまだニクコップン配合飼料を与えているのか、と疑いたくなる。羊から人間にはスクレイピーは感染しないという安心感があるのだろうか。
それとも事を小さく見せようとするおかみの配慮か。
こいのヘルペスでも一気に需要が減ったらしい。いわゆる風評被害らしい。私はO-157のときはコイのあらいがめちゃくちゃ値下がりしたので千載一遇のチャンスでいっぱい食べました。
わがやの近くのスーパーへ買い物にゆくと、牛肉コーナーは国産牛は半額で山積みされている。兵庫県産や西日本産など姿を消し、愛知県産の和牛肉が並べてあった。それでも買って行く人はいない。パッケージを手にするが、もとの位置にもどして立ち去って行く。
農林省(古いね)も業者も「安全だよ」と太鼓判押したのだろうが、そういいながら発生する。でも安い、食べたい、今夜はすき焼きだ、と胸躍らせて買ってきたが、私も誰も調理しない。
ひょっとして、この肉のどこかに異常プリオンが潜んで手招きしているかも・・・という非科学的先入観がためらわせる。私も老い先短い身だ、10年先に発病すれば本望、と思うけど、なぜか手が出ない。おかみの言うこと信用しないほうがいい。
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http://www.asyura.com/0306/gm7/msg/102.html
スクレイピーに罹らない羊でもBSE罹患脳組織を接種するとBSEに罹ることが判明した
http://www.asyura.com/0306/gm7/msg/102.html
投稿者 【Natureから興味ぶかいニュース】 日時 2003 年 5 月 30 日 20:59:04:
Nature
http://www.natureasia.com/japan/nature/updates/
May 29, 2003
感染症 : スクレイピーに罹らない羊も罹るBSE
BSE in sheep bred for resistance to infection
品種改良によってスクレイピーに対する抵抗力を高めたヒツジでも、やはりBSEに感染しうることが今週号のBrief Communicationsで報告されている。このヒツジの脳に、BSEに感染した牛の脳の一部を直接注入すると、ヒツジがBSEを発症する場合があるという。海綿状脳症の感受性を調べる試験としては、これは極端な方法であるが、今回の知見はBSE根絶への取り組みに大きな意味をもつ可能性がある。スクレイピーはヒツジの中枢神経系を侵す致死性の変性疾患である。英国の全国スクレイピー対策計画では、スクレイピーに耐性をもつヒツジの選抜育種によって、ヒツジのスクレイピーの根絶を目指している。しかしF Houstonたちが選抜育種されたこの耐性ヒツジにBSE感染組織を接種したところ、19頭のうち3頭に臨床症状が現れたという。
したがって、このヒツジがスクレイピー類似の病気に絶対的な遺伝的耐性をもつと考えることはできない。しかし、自然な感染経路による感染にも感受性があることを示す証拠はまだない。
Page: 498
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ヒツジのスクレイピーの発症は認められず、
緊急立ち入り調査の結果まとまる、農水省
http://biotech.nikkeibp.co.jp/BSE/NS96426.html
農林水産省畜産局衛生課は4月26日、わが国でヒツジのプリオン病であるスクレイピーの発症は現在、認められなかったと発表した。これは英国に端を発した狂牛病との関連で、スクレイピーに感染したヒツジを牛の餌にしたことが、狂牛病の原因となったと推定されていることを受けたもの。3月29日に全国の都道府県に対して、農家や動物園などヒツジを飼っている場所の全数立ち入り検査を指示、その結果を発表した。
検査を実施した47都道府県の調査によると、検査戸数は1299戸、検査したヒツジの頭数は、2万7561頭に上った。内訳は、種雄2421頭、種雌1万2515頭、肥育・子ヒツジは1万2625頭であった。いずれも、スクレイピーを発症していなかった。
従来は、スクレイピーや狂牛病は届け出伝染病ではなかった。しかし、農水省は4月27日から、これらの2つの病気を家畜伝染病予防法の法定伝染病に準じる病気として政令指定し、届け出伝染病とした。これによって、常にスクレイピーと狂牛病の発生を監視する体制が整った。今後は緊急調査の必要はなくなる。但し、政令による指定の効力は1年間であり、恒久的な監視体制を敷くためには、家畜伝染病予防法の改正が必要となる。
わが国におけるヒツジのスクレイピーの発症統計
1984年 13頭 (わが国で初めての発生)
85年 4頭
86年 3頭
87年 18頭
88年 0頭
89年 1頭
90年 6頭
91年 4頭
92年 2頭
93年 4頭
94年 0頭
95年 0頭(95年3月末〜4月、緊急検査)
*95年4月27日以降に、届け出義務のある伝染病としてスクレイピーの監視体制が敷かれた
農水省発表資料(96年4月26日)
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北海道でスクレイピーの羊(共同通信 2003年9月20日)
http://newsflash.nifty.com/news/ts/ts__kyodo_20030920ts027.htm
北海道酪農畜産課は20日、本別町の農場で飼われていた雌の綿羊1頭が伝染性海綿状脳症(スクレイピー)に感染していたと発表した。綿羊は既に焼却処分された。 同課によると、国内のスクレイピー発生は1984年に北海道で初めて見つかって以来、今回が60頭目(うち北海道で53頭)。2001年10月に茨城県で確認されて以来約2年ぶり。
[共同通信社:2003年09月20日 17時47分]
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北海道農政部プレスリリース (PDF資料)
http://www.pref.hokkaido.jp/nousei/ns-rtksn/rakuchiku/eisei/tse1501.pdf
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農水省プレスリリース
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20030922press_2.htm
平成15年9月22日
農林水産省
スクレイピーの発生について
家畜伝染病に指定されているめん羊の伝達性海綿状脳症(スクレイピー)の患畜の発生があったので、その概要をお知らせします。なお、国内では平成13年10月以来、2年ぶりの発生となります。
1 発生の概要
所在地:北海道中川郡本別町
飼養頭数:86頭
発生頭数:1頭(3歳、サフォーク種、雌)
2 発生の経過
平成15年9月9日に管轄家畜保健衛生所に死亡めん羊の届出があり、同所において検査材料を採取し、独立行政法人農業技術研究機構動物衛生研究所に病性鑑定を依頼。9月19日に同研究所におけるウエスタンブロット法による検査の結果、スクレイピーと診断された。9月20日に立入検査を行い、スクレイピーの患畜と確定した。
3 当面の措置
同居めん羊の隔離及び畜舎の消毒等を行うとともに、疫学状況を調査した上で、疫学的に関連のある家畜のとう汰等、必要な措置をとることとしている。
4 その他
(1)当該畜の死体は、家畜保健衛生所において焼却済み。
(2)我が国での本病の発生は、昭和59年の初発以降今回の発生を含め、32戸60頭となっている。
(3)本病は人に感染しないとされている。
連絡先
消費・安全局衛生管理課 国内防疫班
代表:03-3502-8111 内線:3223,3224
直通:03-3502-8292
担当:伏見、丹菊 たんぎく
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