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「笹山登生の掲示板」 http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#5242 より転載
http://www.cidrap.umn.edu/cidrap/content/fs/food-disease/news/oct1603bse.html
でのWillHueston氏の見解によれば、
今回の日本の若齢牛BSE発生は、多くの人々が認識している以上に、多くの発生があることを意味しているという。
なぜなら、この牛は、発症にいたるまでに、BSE発生原因物質に対して、かなり大規模の曝露歴があったとみなさなければならないからである。
若齢牛BSE発生はまれな例であり、このことは、この牛が、相当大量の感染物質に曝露されていたとみなさなければならない。
Hueston氏のいうに、曝露の度合いが大きければ大きいほど、発症までの潜伏期間は短くなるという。
Hueston氏は、1990年代にBSE発症原因物質は、静かに日本に蓄積され、その間に、多様な交差汚染が進んでいったと見るべきであるとしている。
そこで、核心的な疑問となるのは、BSE発症原因物質の曝露の度合いであるという。
すなわち、どの程度の数の牛が、どの程度の期間にわたって、いかなるBSE発症原因物質に曝露されていたか、ということであるという。
また、Hueston氏は、今回の日本の若齢牛BSEが異型プリオンを持っていたとの日本の農林水産省栗本氏の見解に対して、「ある病理学者と話したところでは、この異型プリオンの発見は、単に、BSE初期のケースであることを示すのみであるとの考えであった」という。
すなわち、BSE初期の無発症状態の下でのプリオンは、発症状態でのプリオンのタイプとは異なるということであるという。