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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031012-00000098-kyodo-soci
新型とされる国内8例目の牛海綿状脳症(BSE)感染牛と、病原体の異常プリオン(タンパク質)の構造がよく似ている感染牛がイタリアで2頭見つかっていたことが12日、分かった。イタリアの研究者がドイツで開かれた国際プリオン病会議で発表した。
こうした構造のプリオンはほかに例がなく、国内8例目がイタリアの感染牛を起源とする可能性も浮上。農水省は近く、会議に参加したBSE技術検討会議座長の小野寺節・東大教授から説明を受け内容を検討する。
小野寺教授によると、イタリアの2頭は11歳と12歳。ヨーロッパなどで広範囲に見つかっている感染牛に比べ、異常プリオンの「糖鎖パターン」(タンパク質の立体構造)が異なるほか、感染部位である脳の病的変化も違った特徴を示していた。
国内8例目の感染牛もこの2頭と糖鎖パターンがほぼ同じだが、生後23カ月で発症前だったため、脳の病的変化は見られなかった。(共同通信)
[10月12日18時57分更新]