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2004年の旧正月までに山西省は国債資金を利用し、フッ素、砒素含有水の改善工事を実施し、20.57万 人が砒素中毒から解放され、健康で安全な水を飲めるようになった。
砒素中毒は長期に渡り重度のフッ素、砒素含有水を飲用する事により引き起こされる一種の風土病である。この種の病気は人々の身体的な健康を深刻に脅かすだけでなく、多くの人々を病気ゆえの貧困へ陥れ、地域の経済発展を制約してしまう。
1994年の一斉調査によると、山西省の砒素中毒は主に山陰、応県、朔城、平遥、汾陽、孝義、塩湖などの7つの県と市でみられ、村落数で80、人口は20万人余りにのぼる。検測によると、 この地方の水は1リットル につき最高4.4ミリグラムの砒素を含んでいた。
フッ素、砒素の根本的な予防のため、中国水利部、衛生部などの部門は2001年、山西省のために4100万 元の国債資を手配し、フッ素、砒素改善工事に用いた。山西省は現実に則して、別の 場所からの引水や、深 井戸を掘るなどの方法で、集中的に解決し、2003年末までに合計7038万元の投資を行い、10件の大型水 利改善工事を行っており、砒素中毒の深刻な7つの県、市の20万人余りの人はもうフッ素、砒素が大量に含 まれる水を飲むことはなくなった。
日付 2004-02-05
筆者 周玲(資料整理)
媒体 『人民日報』(2004年1月30日)
団体名 中日韓環境情報共有中国ボランティアチーム/緑色北京
URL http://www.grchina.net/
翻訳者 吉久 景子
http://www.enviroasia.info/japanese/index_j.php3?status=n_view&w_num=1327&c_cd=C