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http://www.shikoku-np.co.jp/news/social/200401/20040111000220.htm
フッ素による虫歯予防の普及に取り組む「県フッ素利用を推進する会」(会長・西岡忠文前県歯科医師会長)は十一日、高松市番町一丁目の県社会福祉総合センターで講演会を開催。日本大松戸歯学部の小林清吾教授、滋賀県健康福祉部の井下英二参事が、フッ素の効果や水道水添加の実現に向けた取り組みについて説明した。
フッ素利用で議論になっているのは水道水への添加。水質基準内の濃度なら摂取しても健康に問題はないとされ、WHO(世界保健機関)などの各専門機関が推奨。米国など六十一カ国で実施し、三億五千万人が恩恵を受けている。
日本では、厚生労働省が二〇〇〇年に地元の合意などを条件にフッ素添加を容認。実施を求める活動が全国で活発化してきているが、まだ実施には至っていない。
小林教授は世界各国で水道水フッ素添加が着実に浸透し、実績を上げている状況を説明。「小さな努力で確かな効果が得られる。利用しない手はない」と強調した。
井下参事は有効性を浸透させる手段として、住民自らが問題意識を持って主体的に取り組む「エンパワーメント」の重要性を指摘。「住民との対話で考え方を教え、行動を促すことが専門家の役目だ」と述べた。