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(回答先: Re: Re:いきなり割り込んでごめんなさい 投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 12 月 18 日 12:53:53)
マルハナバチさんはじめまして、こんにちわ。
レスポンスありがとうございます。
たんなる僕の感想に過ぎないんですが、『円の支配者』や『謎解き平成大不況』は銀行陰謀論の理論書、とでも言うべき内容だと思います。
阿修羅でも時々国際金融家陰謀論を見かけますが、それに近い内容で中央銀行などがいかにして経済を操るか、ということをここ十数年の日本のバブル作成(あくまでも”作成”です)→その崩壊→その後の不況を例にして、経済(景気)と信用創造の密接関係性に着目しそれを中心にして、銀行の貸出高と経済成長率の関連性のグラフなどの様々な指標を用いて非常に論理的に説明されています(信用創造とは何のことかや、銀行業のそもそものなりたちなども解説されているので非常にわかりやすいです)。
この本を読む前にもユダヤ陰謀論や、銀行陰謀論の話を聞いたことはあったのですが、「胡散臭い」と言う感想しか抱かなかったのですが、読書後はだいぶ視点が変わりました。
またその他に国際金融家や現アメリカ、大英帝国時代のイギリス、それに各国中央銀行など(ようは”彼ら”)によって宣伝されている経済学は誤りだ。あんな一部の人間の利益のために作られた”虚構”の経済学ではなく、もっと普通の人を幸福にするための”本物”の経済学を構築しよう。と言うような趣旨で書かれているようです。
本当に個人的な感想ですが、ここ数年日本で発売された経済関係の本の中ではダントツでbPの本だと思います。