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人身御供を投入することが両国政府で密約されていたのか?
外交官殺害について日本政府は、ダンマリを決め込むだろう。危険だからの屁理屈つけつけて文民調査団を派遣はしないことで、この事件を封印する気だろう。自衛隊に重火器をもたせ、つまり、人道支援という形から、軍事出動という形、すなわち、自衛隊を軍隊へ昇格させたうえ、国内自衛目的という憲法上の制約を事実上超越する既成事実を重ねることで、9条変更不可避の土壌を準備した後、憲法改正手続きへつなげる寸法ではないか。完全武装した自衛隊が、アメリカに雇われた偽装テロリスト集団から蜂の巣にされ、自衛隊に応戦させるつもりだろう。そして、自衛隊が軍隊として、外国で「交戦」したという既成事実を作るシナリオだろう。一方、北朝鮮からも日本に何かやらせて、こちらからもやはり自衛隊は軍隊に格上げすべし、という世論を誘導していくのではないか。目指すはイラクと北朝鮮の状況を使っての軍隊への格上げ、つまり、アメリカ軍への事実上の編入である。阿修羅では、憲法9条廃棄、自衛隊の軍隊格上げ、核兵器所持の方向を支持している有力な論者が見えるが、結果としては彼らの希望と一致する方向で、シナリオが書かれているとみていいだろう。残念だがミイラ取りがミイラとなる図だ(核弾頭を持つことは米側が許さないとしても、いわゆる小型核は許容するか可能性がある)。
とにかく今回のこの事件は、非常に非常に大きな罠の一環だ。
日米政府で綿密にシナリオが組まれていると思われる。福田君、君もカマトトこいて役者やのう。それにしても、このプロジェクトにおける民主忍者小沢の役どころは何だ?
以下日刊ゲンダイ12・4日号から抜粋。
─ Dailymail Businessより ─────────────────────────
■ 真相の徹底解明が絶対必要
■ 米軍なのか、テロなのか、小泉内閣はなぜ調査をしないのか
■ 殺害が米軍によるものだったらどう対応するのか
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この事件の真相はアメリカ軍の説明と、現地目撃情報、現地警察の捜査
が極端に相違している現状では全く不明。小泉内閣は臨時国会も開かず
追及から逃げているが、重大な責任をどうするのか
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イラクで起きた日本人外交官の殺害事件は、4日たった今も真相が見えてこない。
小泉内閣に積極的に事件解明に取り組む姿勢がないからだ。
川口外相は「情報収集に全力を挙げる」を繰り返し、事実上の外務大臣といわれ、
全情報を握っているはずの福田官房長官は「分かりません」「外務省に聞いてよ」の
連発だ。米軍発表と現地警察の情報では、2人が襲撃された『状況』も『時間』も大
きく食い違っている。なのに小泉内閣は、その疑問に触れることを避けようとしてい
る。
あらためて米軍発表を検証すると、現地の状況と合致しないことが分かる。奥参事
官と井ノ上書記官は「水や食料を買うために道路脇の売店に立ち寄ったところを小火
器で撃たれた」といい、事件の発生は11月29日の午後5時頃と発表した。
ところが、現地警察の情報では「2人の乗ったランドクルーザーを追ってきた旧型
クラウンが、並走して30発を乱射。コントロールを失った車は、畑に突っ込み道路
から数十メートルも離れたところで止まった」としている。また、チグリス警察が現
場に駆けつけたのは午後1時頃。2人が搬送されたティクリットの病院も「午後2時
前に運び込まれた」と証言している。米軍発表とはまったく食い違っている。
「内外のマスコミが伝えている情報からは、米軍が事実をネジ曲げて発表しているこ
とがうかがえる。襲われた道路周辺には売店らしいものは見当たらず、車が突っ込ん
だ畑にはタイヤと血の跡が残っている。3人は車内にいて1人は息があったという住
民の話は、病院関係者の証言と符合する。また、襲われたランドクルーザーは、米軍
の車列の前か後ろにいて、銃撃事件後、米軍車両は走り去ったとの情報もある。事件
の発生時間も、2人がバグダッドの大使館を出た時間から午後1時過ぎと考える方が
自然で、米軍には状況・時間を隠さなければならない事情があったとしか思えません」
(情報関係者)
現地からは断片情報しか入らないが、いずれも米軍発表を覆すものばかりである。
◆ 日米両政府はグルになって何かを隠している ◆
米軍が2人の乗ったランドクルーザーや遺留品などの“証拠”を持ち去ったことも
疑惑を浮かび上がらせる。反米感情の強いティクリットに移動中の米軍が、先を走る
ランドクルーザーをテロリストの標的に利用したという「米軍の盾」説。時速150
キロ近いスピードの車の接近を自爆テロと勘違いして撃った「誤射」説――政府関係
者の奥歯に物のはさまったような言い方も引っ掛かる。
また、米国政府の気の使い方も異様だ。事件発生後、国務省は「弔意」を表明し、
これを受けてブッシュ大統領は「2人を失ってさびしい」という内容の書簡を小泉首
相に送った。1日にはバウチャー国務省報道官が、2人の名前をフルネームで呼んで
「イラク復興に多大な貢献をした。米国にとっても大きな痛手だ」とコメントしてい
る。
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■ 自衛隊「完全武装」を要求 《イラク派遣》危険なエスカレート
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▼ 復興支援というより完全に戦争モード ▼
イラクに派遣される自衛隊が“完全武装”を要求していることが分かった。政府が
来週にも閣議決定する基本計画に、「戦闘可能な武器の携行」が盛り込まれる可能性
が出てきた。
関係者によると、自衛隊が使用許可を求めているのは、12.7ミリ機関銃、84
ミリ無反動砲、96式装輪装甲車、UH60対戦車ヘリなど。「これらは100%、
戦闘を想定した火器と装備です」と、軍事ジャーナリストの鍛冶俊樹氏がこう言う。
「例えば84ミリ無反動砲は、大型トラックやトレーラーを横転させる威力がある。
大型車で駐屯基地に自爆攻撃を仕掛けられた場合の防衛を考えるなら、必要な重火器
です。また、96式は悪路での走破に適した陸自の8輪車両です。毎分900発連射
できる12.7ミリ機銃を搭載し、車内に完全武装の兵士が8人乗れる。自衛隊は部
隊が移動中にゲリラ攻撃された場合を想定しているのでしょう」
派兵第1陣となる自衛隊北部方面隊(北海道旭川市)は、復興支援にあたる候補者
約700人の選考を終えた。この中に戦闘部隊が入っている可能性もある。