現在地 HOME > 掲示板 > 議論15 > 532.html ★阿修羅♪ |
|
わかりやすいイラク情勢 パート1 〜 イスラム教編
イスラム教は、本来、すばらしい宗教なのです。
「人類みな平等。」「貧しく困っている人は助けてあげよう。」
「断食をして、お腹をすかした人の気持ちを味わってみよう。」
てな感じです。
欧米から流れてくる情報は、「イスラム教=恐い=テロ」と言った内容を強調したものばかりです。
あまりに違います。中東の人達はイスラム教の信者ではないのでしょうか。
いったい、誰が嘘をついているのでしょう。
十字軍の結成された昔から、魔女狩りをはじめ、キリスト教徒の悪行を考えてみた場合、
おのずと答えは見えてきます。しかし、先入観はよくありませんね。もう少し考えてみましょう。
状況を考えています。
米国でのテロは実際に行われていることです。その点、欧米の主張は正しいです。
しかし、人々を解放したはずの米国、英国も、国連も救った人達から攻撃を受けています。
イラクやアフガニスタンの人達にとっては招かれざる敵であることは間違いありません。
では、なぜイスラム教の人達は、欧米の人達に来て欲しくないのでしょう。
聖地を軍隊で侵しているからでしょうか。
場所も離れていることですし、以前から問題は存在しています。
したがって、要因のひとつではありますが、根本的な問題ではありません。
イスラムの人達は、欧米の文化が入ってくると、世の中が悪くなることを体験しているので、
来て欲しくないのです。
貧富の差が生まれ、金持ちは富を独り占めし、貧しい人をかえりみない。
ベールを取った女性達が性風俗産業に従事し、強盗が横行する。
平等なはずなのに、事実上、植民地支配も同然。
だから、欧米等の国々と仲良くしたくないのです。
仲良くしようとする指導者は次々と殺され、
フセインやビンラーディンのような、自由を敵とする指導者が次々と現れて、
支持を受けるのです。
クルド人を含むイスラム圏の人達と、欧米の人達の話は全くかみ合っていませんが、
最近では、ひとつだけ、認識が一致しました。
ブッシュの「新たな十字軍」発言です。
十字軍に加担することは、日本にとって、歴史的な汚点となることでしょう。