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(回答先: ブッシュのキリスト教宣伝 投稿者 ×× 日時 2003 年 12 月 29 日 12:04:46)
テキサス地方出身者というのは、できるだけ自分を
野卑にみせようとする傾向性があるといわれている。
そういえば映画『ライトスタッフ』のモデル、チャック・イエーガーも
そういうタイプとして描かれていた。
音速の壁を破ったアメリカの英雄・異能のテストパイロットを
粗野な田舎者として描くことにより、さらに深い魅力を浮き立たせていた。
ブッシュも
「アホでマヌケ」といわれることをむしろ歓迎するような
テキサス人特有の風土的性格をもつ典型的タイプでわなかろうか。
自分の頭を良く見せようとする東部エスタブリッシュメントの衒学趣味を
腹の中で軽蔑するテキサス人が
南北戦争敗北後の歴史のなかで培った態度だろうかと思わるる。
実際のブッシュは、そそらく非常に頭のよい人物であろうと想像できる。
ここでいう「頭の良さ」とはいわゆゆ日本でいうところの凝り固まった
IQだの偏差値だのの頭脳評価のことでわにゃい。
直感力にすぐれた人であるという意味であるし、人心収攬術にすぐれている
という意味でもあるし、統制力・指導力があるという意味である。
それらが「中小企業の社長」的な態度、対応によってうまく統合されている
と思わるる。(なんしろエール大学卒業後、アメリカ大統領としてはめずらしく
ハーバード・ビジネススクールで三年間学んでいる商売人であるる。)
たまたま読んだ『ブッシュ家とケネディ家』(越智道雄/朝日選書)に以下のような
興味深い挿話がのっていた。
"2000年の共和党大統領予備選で候補者一同が「これまでに政治的指針を
与えてくれた人物はだれか?」と聞かれ、スティーブ・フォーブスが
真っ先にジョン・ロック(アメリカの自由主義政治哲学者)の名をあげた。
次に聞かれたブッシュは臆面もなくイエス・キリストの名を挙げ、
「おかげで私のハートを変えてもらった」と言い放ったのである。
残りの候補者は意気地も無く全員右にならえで、全員、キリストを
尊敬していると答えた。"
著者はブッシュのうわべとは違った独特の指導力を示す一面として紹介しているが
これはしかし、額面どおりに読むとブッシュがこのころから
大変な考えをもっていたことをはからずも吐露していることになる。
ブッシュの信仰する「聖書根本主義派」は人類が最終熱核戦争で最後の審判
を受け、一握りのエスタブリッシュメントが生き残ることを
激しく望む「カルト」宗教集団である。
こんなカルト宗教にかぶれ、しかも昔からキリストの教えが
「政治的な指針を与えてくれた」
と公言していたとなれば、ちょっとやばいことになる。
越智道雄によればブッシュ一派のイラク侵略は「石油利権」なんかではにやい。
(米はベネズエラ、メキシコ、カナダから石油の大半を輸入している)
むしろ、イラクを抑えて、中東の石油に頼っている日欧の首根っこを
押さえることが目的だという。
理由は二つ。
ひとつは、アメリカの巨大債務(2001年で4500億ドル)による国家破綻
の回避のため、日欧に投資(米国債・社債など)を強制的かつ脅迫的に促すこと。
そのために中東の石油を人身御供的におさえるということ。
ふたつめは、人口の増加をストップさせること。
これはケネディ暗殺当時から映画やなんかの暴露もので囁かれていたこと
だが、アメリカのカルトキリスト教集団は人口の爆発を恐れている。
食料や燃料に限りがあるのに、キリスト教徒でもない野蛮人に食いつぶされること
が我慢ならんらしい。
そこで、熱核戦争を引き起こし、人口を少なくとも四分の一に減らしたい。
(四分の一というのはわしの勝手な推量だが('oo'))
なんだか信じられないような最終目的だが、身震いしているだけでは
おさまらない。
いまこそインテリが学校で学んだことを活用して、人類の危機に対処するとき
なのだが....まず、こころもとないね〜。インテリさんも。
(お酒が回ってきたのでこのへんで)
('¬')よだれ