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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040101-00000016-kyodo-soci
地球の深部、地下約2900キロのマントルと核の境界まで掘れば、大量のダイヤモンドがざっくざく─。こんな可能性を示す実験結果を愛媛大の入舩徹男教授らがまとめ、1日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
ダイヤモンドは炭素の結晶の一種。地球の地殻やマントルに含まれる炭素は、いん石の分析から予想される量より少なく、どこに隠れているのか謎となっていた。
入舩教授らは、二酸化炭素を取り込んで海底に堆積し、プレート(岩板)の沈み込みに伴って、地球深部に運ばれる炭酸塩のマグネサイトに着目。大型放射光施設スプリング8(兵庫県三日月町)を使って、地球深部に相当する高温高圧をマグネサイトにかけて、結晶構造の変化を調べた。
その結果、マグネサイトはマントルの最深部では分解しなかった。しかし、マントルと核との境界部分の温度である3000─4000度になると、分解して炭素を放出するとみられ、放出された炭素は、周囲の高圧でダイヤモンドになっている可能性があることが分かった。(共同通信)
[1月1日4時1分更新]