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(回答先: Re: アメリカでは、90年代中期、ベンツはそっぽ向かれ、レクサス(トヨタ)に乗り換えられた 投稿者 ちゅちゅ 日時 2003 年 12 月 24 日 14:51:10)
短期間で急に成金になるというのは困った問題を引き起こす。
文化や知性をもたない人間が本来入るべきところではないゾーンに土足で踏み込むように
なるのだ。そういう人たちが、持つべき資格を持つ人間がその商品の成り立ちを理解しそれまでの文化に沿った形で利用する。という良い市場をぶち壊してしまう。
無料で革製品の修理を行っていたルイヴィトンが修理を有料化したという。
新製品の乱発で目新しさを演出、短期間での大量消費を狙うという戦略が目立つ同社は
長くに亘ってよいものを使いつづけるという良い文化を捨て去った。今残っているのは
ブランドとしての記号性だけである。
壊れないのが当たり前であるかのごとく言われる日本車も実はブレーキフルードが漏れていたりゴム部品がいかれていたりという事は日常的に起こっている。
車検制度に助けられていてかならず部品を交換するようになっているからそういうことは露呈しない。車種によっては必ず壊れる弱点が存在する。
日本車は壊れないのでは無いのである。壊れる頻度は少ないが。
ヨーロッパ車も同じで定期的に見なくてはいけない部分、必ず一定周期で壊れるポイントがある。大概整備士はそういうデータを持っていて、壊れる前に予め交換する。
そうすれば安定して稼動するのだけれども、それを理解しない人たちは当然国産のように
ただひたすら乗りっぱなし車検時も預けっぱなしであるから、部品交換と車検のサイクルが
食い違えば故障で止まるということが出てくる。
そして壊れる壊れると騒ぐのである。
日本人が賢くなるのは何時の日か・・・。