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【ブリュッセル福原直樹】欧州連合(EU)憲法の最終段階交渉を行うEU首脳会議が12日、開幕した。交渉は憲法草案の重要部分で対立が解消せず、首脳会議も難航が予想される。
10月からの交渉では、憲法草案が規定する多数決方式にスペイン、ポーランドが反発。「キリスト教尊重」の文言の是非▽EUの「政府」にあたる欧州委員会の委員数▽新設のEU外相の権限――などを巡っても最終合意に至っていない。現行草案を支持するフィッシャー独外相は11日、「意に沿わないような憲法ができるくらいなら交渉を来年に延ばすべきだ」と語った。
EUは従来、重要事項決定のたびに各種の基本条約を結び、それを改定してきたが、01年の首脳会議で欧州の「未来像」を決める統一した枠組みを作ることで合意。02年からジスカールデスタン元仏大統領を議長に憲法草案の策定作業を進め、6月に草案がまとまった。草案は、来年5月以降の新加盟国も含むEU25カ国のうち1カ国でも反対すれば採択されない。
[毎日新聞12月12日] ( 2003-12-12-20:21 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20031213k0000m030079001c.html