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(回答先: 拝啓 小泉首相殿 20 62年目の日本の参戦 [阿部政雄] 【自衛隊の隊歌】 投稿者 なるほど 日時 2003 年 12 月 10 日 12:04:23)
打てば響く
ここはコラムのページとします。
12月10日 題「イラクに自衛隊派兵」
テレビで、小泉首相の記者会見と、そして筑紫キャスターと石波防衛庁長官の対談を
見ました。二人とも「自衛隊は戦争しに行くのではない。イラク復興支援のために行くのだ」、と
繰り返していた。「自衛隊が襲われる危険がある。そのときは予防的に発砲する。だが、これ
は自衛であって攻撃ではない」そう繰り返しながら、自分の言葉に説得力がないことを感じてい
ない様子でした。「馬鹿の壁」という本はまだ読んでいませんが、こういうのをいうのではないの
ですか。
聞いていいるうちに、「これは戦争でなく、事変である」といい続け、宣戦布告なき戦
争、日中戦争に日本を引きずり込んでいった、戦前の軍部の主張を聞いているようでした。
自衛隊は身の危険を感じたら、つまり誰かを敵だと思ったら、攻撃される前に、こちら
が攻撃していい。そう石波長官はいってました。それをアメリカ軍がやっている。そして、殺した
後、殺したのが一般市民だったと分かる。あるいは子どもたちだったと分かる。それを自衛隊
もやることになる。
誤爆だ誤射だ、ごめんなさいで片付けて、人道支援にきたといえるだろうか。不思議な
人道支援だ。自衛のための予防攻撃という名をつけても、子どもや女性、非戦闘員を殺して、
なにが人道だろう。そんなことで、地元の人間と友好関係を築けるはずがない。
すべての紛争を、軍事力という手段に頼らず、国連で解決するという原点に戻ればい
いではないか。国連を無視して軍事力で解決しようとしてきたのがアメリカだ。国際協調といい
ながら、いつの間にかアメリカの後ろについていき、国連から離れていく。国連を無視して、自
分たちが正義だと名乗る米英との接近と、国際連盟を無視した独伊への接近と、老人には不
吉な平行線に見える。日本は危険な方向に大きく一歩を踏み出したことはたしかだ。
イラク自衛隊派遣に反対しましょう。本当は若い世代が中心になってもらいたいが、なら
ないなら、老人党が中心になって、「イラクに平和を、市民連合」(昔風に命名すれば、イ平連
になります)を作って、運動を盛り上げていきたいと思いませんか。税金をこんなことに無駄遣
いさせないことは、年金問題ともからみます。
http://www5.ocn.ne.jp/~nadashig/page008.html