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北海道・宗谷岬から写真撮影しながら日本列島を徒歩で縦断してきた報道写真家の石川文洋さん(65)=長野県諏訪市=が10日、約5カ月をかけて約3250キロを歩き、故郷の那覇市にゴール。「不況など苦しい面はあるが、日本は平和で豊かだと思った」と踏破の感想を語った。
ゴールの沖縄県庁前では、妻の桂子さん(39)や支援者、昨年石川さんの講演を聞いた高校生らが拍手で出迎え、花束や黒砂糖を贈った。
石川さんは記者会見で、自衛隊イラク派遣の基本計画が決定されたことを踏まえ「平和な風景が続く中で戦争の記憶が薄れ、(戦争が)どういったものか分からなくなっている」と語った。
石川さんは、米軍のアフガニスタン攻撃後の現地取材にも使ったリュックサックに衣類やフィルムを詰め、カメラを携えて7月15日に宗谷岬を出発。日本海側各地を1日27キロを目安に歩き、約1万1800枚の写真を撮影した。「写真に手応えがあった。ぜひ写真展をやりたい」と話している。
[12月10日18時36分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031210-00000191-kyodo-soci