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2003.12.04
Web posted at: 19:45 JST
- REUTERS
テキサス州ダラス(ロイター) 人権問題に取り組む米国の反差別連盟(ADL)と全米日系市民協会(JACL)などは2日、テキサス州南東部のボーモント市近郊、ジェファーソン郡ファンネットにある「ジャップ・ロード」の名称を持つ道路は差別に当たるとして、米運輸、米住宅・都市開発両省に対し名前の変更を求める異議申し立てを行った。
ジャップは、日本人に対する侮蔑(ぶべつ)的な表現と受け止められている。ADLとJACLらは、「この名前を維持することで、ジェファーソン郡が日本人に対する人種偏見や人種差別を容認しているとの印象を与える」と主張している。
また、差別を受けたと訴える日系人2人が、道路名称が変更されるまでジェファーソン郡への連邦税の支払いを中断する、とも申し入れた。
「ジャップ・ロード」は、長さ約5キロの道で、約100年前に同地域で農業に従事したヨシオ・マユミさん日本人家族の業績をたたえ、1905年に名付けられた。しかし、年月がたって「ジャップ」の意味が変遷し、差別的な意味が含まれるようになったと説明している。
1993年にも同様の要望が持ち上がったが、ジェファーソン郡当局は名前変更の決定を住民の判断に委ねる対応を示し、一部住民が「何ら差別的だとは思わない」と判断したことから変更には至らなかった。
一部の日本人移植者には急激な名称変更への反対論もある。JACLヒューストン支部のジョージ・ヒラサキ氏は、93年の例を示しながら、日系人と地元住民の間に敵対感情が生まれたことに注意を促し、名前変更の訴えには同意出来ないと主張。
同時に、日本人一家の地域開発での先駆者として功績を地区住民に十分知ってもらいながら、それにふさわしい名前を付けるべきだとも提唱している。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200312040028.html