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ラルーシュ曰く、ロシア、中国、インドは、ネオコン米国のユーラシア大陸侵攻占領世界大戦を受けて立つべく準備中、と。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
投稿 平成15年11月30日00時38分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)十一月二十九日(土)
(第七百七十七回)
○「EIR」二〇〇三年十一月十四日号。三十頁以下。
○ここに、十一月一日、リンドン・ラルーシュが行った講演記録が
掲載されて居る。
○ここで、ラルーシュは、トルーマン米大統領の「誤算」を論じて居る。
○その「誤算」とは、
一九四五年四月、ルーズベルト米大統領が病死して、トルーマン
副大統領が米大統領に昇格したそのあと、トルーマンは、マッカーサー、
アイゼンハワーを含む、米国の多数の高級将校の反対を押し切って、
日本への原爆投下を強行した。
○トルーマンとその政権は、この原爆の威力を見せつけることによって、
ソ連及び全世界を恐怖のドン底におとし入れ、全世界に対する米英の
完全な体制を確立が可能と成るであろう、
と見た。
○しかし、ソ連は、その脅迫には乗らなかった。
○共産中国も、その脅迫に屈服しなかった。
○かくして、朝鮮戦争が勃発し、米軍が介入したにも拘わらず、米国は
朝鮮で勝利を収めることが出来なかった。
○一九六〇年代のインドシナ戦線でも、米国は同じようにして敗北した。
○今、ネオコン一味が掌握して居る米国国家中枢が準備して居る、
ユーラシア大陸侵攻と占領を目標とする世界大戦に対して、
インド、中国、ロシアは、
米国に屈服せず、
米国の世界大戦を、受けて立つべく、準備して居る(前出、三十四、五頁)、
と、ラルーシュは述べる。
○ユーラシア大陸奪取を目指すこの世界大戦で、ネオコン一味の米国は、
核兵器を使用する計画である。
○しかし、ユーラシア大陸の主要三大国、即ち、ロシア、中国、インドは、
米国のこの核の脅迫に震え上って、戦うことなく手を上げて降参する
ようなことはしない。
○これらの三大国は、米国の侵攻を、受けて立つべく、準備中だ、
と、ラルーシュは言う。
○そう。
まさしく、そこに、現瞬間の世界情勢の核心が存する。
○ロシア、中国、インドの人口を合計すると、二十億人を、軽く、超える。
○これらの三国を占領するために、米国は、一体、どのくらいの陸軍兵力
を用意出来るのか。
○もちろん、米陸軍が、これら三国を占領するなど、白昼夢以下。
○冗談話にもならない。
○しかし、それでどうするのか。
○その勢いの赴くところ、米国は、戦略核兵器で、これらロシア、中国、
インド三国人民の皆殺し、を企図することに成ってしまう。
○それでも、米国本土は無傷、
と言う算段なのであろう。
○もちろん、米国は全知全能のGODにひとしい唯一絶対神である、
と、盲信し切って居る、一億二千万日本の羊人間の群れがこの
「計算」を、絶対の真実である、
と理解して居ることは自明のところである。
○本当にそれで良いのか。
(了)
〜関連
○<地球平和公共フォーラム>御用外交評論家の厚顔無恥な開き直りトップ論説【岡崎久彦氏】
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/1383.html
投稿者 なるほど 日時 2003 年 11 月 29 日 23:10:58: