現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ32 > 172.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: Re: 1962-1972連合赤軍と「二十歳の原点」URL紹介 投稿者 如往 日時 2003 年 11 月 29 日 04:05:21)
如往さん、こんばんわ。
今日の朝日新聞夕刊には歌人である道浦母都子さんが
全共闘議長であった山本義隆さんが出版しました3巻をめぐって
書かれた文章が掲載されておりました。
「30年」は、現在の日本精神史に、ようやく沈黙と単独の対話をえて、
現出しつつあります。
世界経済支配層(国際金融家)が「社会主義(産業国有化)政策」に向かうわけ
http://www.asyura2.com/0311/senkyo1/msg/769.html
投稿者 あっしら さん。
このあっしらさんの論考を読み、自分のふるさとである栃木県の足利銀行国有化などの
報道で感じたことは、
敗戦後、日本国是の価値観であった大経済主義が終焉を迎えていることです。
経済のみに価値観を求める風土はとくに、三島由紀夫自決以後、
そして連合赤軍事件以後、画一的に「中国友好条約」をかわきりに疾走してまいりました。
1970年以後の日本を自分は満州帝国への逆時間だと、動物的に感じております。
足利銀行破綻から国有化、栃木県経済は今後自立をめぐって、混迷期に入ります。
日本の現在とは帝都である東京ではなく、地方から現出するかのようです。
自立経済の混迷それは同時に、日本精神史がいよいよ経済唯一価値観から転回しようと
している現象があらわれます。
1970年以後の満州帝国の時間は終わりました。
そこにおける「30年」という時間の出現だと思います。
69-72連合赤軍と「二十歳の原点」サイトは
1972年の背景をインターネットで調べている検索の過程でたどりつきました。
サイト作者は20歳代後半の方であると思いますが、よくがんばってつくったと
思いました。ため息をつきながら、読みました・・・
そして時間は世代を越え、単独の力によって検証され復活すると感銘いたしました。
自分は現在50歳ですが
「30年」という日本精神史における現在的な命題を深部から感じております。
如往さん、ありがとうございました。