日本のカキ、米海岸に定着　生態系に影響と研究者　共同小耳

日本のカキ、米海岸に定着　生態系に影響と研究者　共同
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投稿者小耳日時 2003 年 11 月 15 日 17:14:24:1UddCTsVwSrOw

【ワシントン１４日共同】九州産生ガキなど食用に輸入された日本など各国の貝類が、米国西海岸に定着していることが、米オレゴン州立大などの研究グループによる現地調査で１４日、明らかになった。

グループのジョン・チャップマン博士は「生きたシーフードの輸入が、生態系破壊や病気のまん延につながる外来種持ち込みの原因の一つになっている」と指摘、シーフード取引や養殖の監視強化を求めている。

オレゴン州の海岸などでの現地調査や過去の生物調査などの結果、米国西海岸で売られている食用貝３７種類のうち２４種類が、外国から持ち込まれたものと判明。

ホタテガイとアサリ、マガキ、九州・有明海原産のスミノエガキの日本産４種を含め、半数に当たる１２種類がカナダや米国の西海岸に定着、増殖していた。東海岸まで含めると、定着している外国産貝はさらに多くなる可能性がある。

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