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「ハルマゲドンへの秒読みか?」(「アメリカン・フリープレス」二〇〇三年十一月十七日号)
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
投稿 平成15年11月13日23時33分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)十一月十三日(木)
(第七百六十回)
○「アメリカン・フリープレス」、二〇〇三年十一月十七日号、一、四、五頁。
○ここに、M・R・ジョンソン、
「ハルマゲドンへの秒読みか? − イスラエルは、第三次世界大戦
を開始するつもりか?」、と言う、重要な記事あり。
○この小論文は、後日、全訳して、「週刊日本新聞」に掲載したい。
○ここでは、以下、二、三の要点のみを列挙する。
(1)ロシアは、最新鋭のミサイル、P270モスキートを、ダマスカス
とテヘランに供与した。
(2)このロシアの行動は、イスラエルが、核兵器をシリア、イランに
対して発射するぞ、と脅迫した、そのイスラエルに対する反撃、
としてのみ理解出来る。
(3)ロシアは、キルギスタンとロシアの国境近くに、P270ミサイル
を装備した航空勢力を配置した。
(4)ハルマゲドンは、地平線上に姿を現した。
(5)米国、イスラエル対ロシアの対決。
これは、世界最大の石油と天然ガス資源の支配権をめぐるものである。
(6)「新世界権力に反対する闘争は、モスクワで決せられる」以下省略する。
○ジョン・コールマン博士の「迫り来る破局」(成甲書房)を、ここで、
参照しなければならない。
○ロシアは、米国と対決する、そしてそれこそ、本物の第三次世界大戦
の開幕であると言う。
○前出、M・R・ジョンソンの記事は、コールマン博士の分析の再確認である。
○もちろん、上から下まで、白痴化し切った一億二千万日本国民には、
そんな硬い話は、耳に入る道理がない。
○ただひたすら目先の損得と、目先の下劣な欲望を追う。
○この日本の惨状を超克するについては、少なくとも、三島由紀夫の
昭和四五年十一月二十五日の事件に、遡らなければならない。
○しかし、三島は、三十三年前に死んで居る。
○そのあとが問題だ。
○三島の死は、二・二六事件問題と直結する。
○しかし、三島の思索の糸は、二・二六で、切れてしまう。
○天野哲夫著「禁じられた青春」(葦書房、上下二巻、平成三年)。
○ここに、二・二六事件についての二編の記事(上巻、二三六頁以下。
下巻、三〇八頁以下)あり。
これは、鋭く、真相に肉迫して居る。
○しかしこれも中途半端だ。
○渡部悌治著「ユダヤは日本に何をしたが(攘夷の流れ)」(成甲書房)
必読。
○日本人は、西郷隆盛に帰らなければならないのである。
(了)
・・・イスラエルといえど、本気で「ハルマゲドン(最終戦争)」を望んでいるとはまず思えない。