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中国人民大学性社会学研究所の組織した専門家チームはこのほど、「性に関する2003年十大ニュース」の選定作業を行い、11日結果が発表された。結果は次の通り。
1位 セクハラをめぐる訴訟
武漢市では全国で初めて原告が勝訴し、北京市でも初めて訴訟が起こされるなど、各方面で注目を集めた
2位 成人向けビデオを鑑賞した夫婦の不当逮捕
夫婦は不当逮捕を認めて謝罪するよう公安当局を告訴
3位 日本人観光客の珠海集団買春事件
メディアに大きく取り上げられた
4位 性文化に関する展覧会の即日打ち切りと性文化博物館の移転
展覧会は北京での開催初日に閉鎖された。博物館は上海大学社会学部の劉達臨教授が創立したもので、上海から江蘇省同里鎮に移転した
5位 新しい婚姻登記条例が登場
従来の規則が大幅に緩和された
6位 四川省の雇用に関する規定
男性幹部は女性秘書を雇用できないと規定
7位 中学・高校の推薦図書に「性」を含む内容
「塵埃落定」など性的内容を含む図書が中高生の課外必読書に選ばれた
8位 重慶市の不当退学事件
妊娠を理由とした退学処分を不当であるとして学生の家族が学校を訴えた
9位 映画の「等級制」実施に向け準備開始
鑑賞基準として年齢制限などを設けることが検討されている
10位 瀋陽市の愛人バンク摘発事件
警察による摘発を受けた
選定チーム代表は「選定時には、ニュースがセンセーショナルだったかどうかではなく、背景にある社会的意義や文化的意義に注目し、性社会学の視点から検討・評価した」と説明。「十大ニュース選定活動を通じて、ニュースの持つ文化的・社会的意義に関心が集まり、社会全体の性意識の進歩や関連研究の進展につながることを希望する」と語った。同代表によると、参加した専門家の研究分野は社会学、社会ジェンダー研究、法学、医学、心理学、エイズ・性病予防、倫理学、文学など多岐にわたる。選定では、さまざまな視点から全面的かつ公平な作業が行われるよう配慮された。女性の参加者は11人。十大ニュース選定活動は今後、毎年1回実施される。(編集KS)
「人民網日本語版」2003年11月12日
http://j.peopledaily.com.cn/2003/11/12/jp20031112_34007.html