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(回答先: 米国ネオコン派問題を、権力矮小化しようとする危険な傾向に警戒せよ。[週刊日本新聞]〜「法の書」 投稿者 乃依 日時 2003 年 11 月 08 日 07:24:09)
普通マスコミ、評論家は太田竜氏以外は大体、軍産複合体と石油資本のバックを受けた宗教保守と捉えていると見ている。私自身がそうである。もっと言えば、私はネオコンの特徴は米国内で東アジアに利権があまりもっていない部分であると捉えている。つまり、私の場合は軍需・石油資本がバックにあるのは保守本流やリベラルも同じであって、彼らの特徴は石油・軍需資本にしかつながりがないのだと捉えているのだ。普通、ネオコン=メシアニック・ジュー=統一教会系として、保守本流と区別するのが論壇の一般だろうと考えるが、太田竜氏の場合、ネオコンをもっと思想的なものとして捉えており、狭い意味での表面に出ている宗教保守ではなく、その背後のブッシュ政権に影響を与えた思想家にまで切り込んでいる訳だ。ここが私を含む他の評論家とは違うといえるだろう。彼の場合は、リベラル対保守本流対ネオコンつまり、リベラルと完全に敵対する勢力としてのネオコンではなく、広くリベラル思想までネオコンとして捉えているのではないか?彼は基本的に米国内での保守対リベラルの対立というのは見せかけだと捉えているからだろう。陰謀論者では通常よく言われる二大財閥の米国内の対立も彼の場合は認めないのだろう。ユダヤは一つしかない。ロックフェラー系とロスチャイルド系なんてものはないんだ。これが彼の基本だと思う。私はどっちか言うと、対立重視派だ。米国ほどの巨大利権が世界中にあれば、国内の戦術(国外戦術は私も一貫していると思う)をめぐる内部対立は必ずあると見る。