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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031108-00001043-mai-soci
コイヘルペスウイルス病(KHV)が原因とみられるコイの大量死で、農水省は8日、岡山県のケースについてもKHVの感染が確認された「陽性」と発表した。独立行政法人・水産総合研究センター養殖研究所で検査していた。
これで感染が確認されたのは茨城、青森、山梨、三重、宮崎、福岡と合わせて7県になった。岡山以外の6県で死んだのはすべて茨城県・霞ケ浦産のコイだが、岡山県の場合は霞ケ浦からの仕入れではなく、養殖場のコイはすべて業者が卵からふ化させていたニシキゴイで、別ルートで感染したとみられる。また天然のマゴイにも感染が認められた。ニシキゴイの感染が確認されたのは国内で初めて。
霞ケ浦のコイ大量死が10月以降に発生したのに対し、岡山県では8月ごろから断続的に1日30〜50匹が死んでおり、感染時期は早いとみられる。岡山県の業者から霞ケ浦に出荷されたコイがいたかどうかは調査中。
霞ケ浦が汚染された原因については「海外から感染したコイが持ち込まれた可能性が高い」と指摘されているが、岡山県のケースにも該当するかどうか精査が必要になりそうだ。
農水省は養殖業者への聞き取り調査などで感染ルートの解明を急ぐ。【上田宏明】
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岡山県によると、感染が確認されたのは、岡山市内の1養殖業者の観賞用ニシキゴイと、県南部の小田川で先月末から今月初めにかけて大量死した天然マゴイ。観賞用や天然コイの感染確認は全国で初めてという。
同県は霞ケ浦での感染判明後、県内の養殖16業者と18の内水面漁協に、いけす間の移動や川への放流自粛を要請。また、5月ごろから県内の河川で数千匹のコイの大量死が発生しており、これらの検体も検査を依頼する。
KHVはマゴイとニシキゴイ以外に感染はしない。【鶴谷真】(毎日新聞)
[11月8日13時32分更新]